ペルー:ヤマナ(2009年5月)
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今回は前回の記事で少し触れた、捻挫の療養時に滞在していた山奥の村について。
ワラスからコレクティーボを乗り継いで、ヤマナという小さな村へ行くことにした。
車は途中、標高4000m後半の峠を越えることになる。

峠を登りきった付近。
九十九折の道が凄い。
エンジンも休ませないいけないのでひと休み。

そしてそこからは、Lago69に行ったときは見ることが出来なかった
ペルー最高峰のワスカランのツインタワー?を眺め、

これまたLago69の帰りに行った湖を上から眺めることが出来る。

峠を越え、しばらく行くと、
豊かな自然に囲まれ、ひっそりと佇むヤマナの村が見えてくる。

こんな小さな村。

そして宿のテラスからは、

村を眺めることができる。

何とも落ち着く景色。
まわりの自然の緑と屋根のオレンジが同調しているかのよう。

そして遠方には雪を被った山々が。

ん〜〜〜、

ゆっくりと寛ぐにはいい場所だ。

アイスクリーム屋のおっちゃん。
写真を送ってって言われたから住所聞いたけど、住所はないって。
ヤマナという村の名前と、彼の名前だけで届くそうだ。
ホントに届いたのかな…

村の広場。
大聖堂と呼ぶには程遠いけど、教会もしっかりある。
クスコの人々と同様、ただ空を眺めたり、
ただ道行く人を眺めたりしている人もいる。

ふと、ここの人たちは何を楽しみにして生きているのだろうと思った。

とにかく話す相手がいないのは寂しいことだ。

そういえば娯楽って何なんだろう。

「娯楽とは、生活のための労働や学業などの余暇に、
気分転換をはかるために 遊びとして何かをしたり 見たり 聞いたり
などして楽しむこと。(bookshelfより)」

仕事、学業、余暇、遊び etc..
普段の生活そのような言葉でカテゴリー分けされている。

「趣味を仕事にできていいね」
「趣味は仕事にするべきではない」
なども耳にすることがある。

「仕事は仕事、遊びは遊び」
「仕事はつまらないもの、遊びは楽しいもの」
「仕事だから仕方ない」
でも仕事って、余暇って、遊びっていったい何なんだろう?

生きていくには生産的な行為をしなければならないが、
その行為とそれ以外を分ける必要が果たしてあるのだろうか。

言葉に囚われすぎているというか、
もっとそれらの言葉から自由になってもいいのではないか。
これまでの定義づけに囚われず、自分で考え直してみるのもいいのではないか。

この村の人々の生活を見ていると(まあそんなに奥の方まで見たわけではないけど)
カテゴリー分けをして時間を過ごしているのではなく、
何かもっと渾然一体となっているような印象を受けた。

こんなことは、
働きもせずフラフラと世界を遊びまわっている旅人の戯言に聞こえるかもしれない。
それに考え直してみても、劇的に何が変わるわけでもないだろう。
でも発想が自由になれば、これまでになかった発見があるかもしれない。
とまあ、上記のことはそのとき思ったことを書いただけなので、
後で読み返してみて、何て思うか楽しみでもある。
何を青臭いこと言ってたんだろうとか(笑
まあでもこういうのを記録として残しておくのも一興だろう。
さてさて、それはさておき、
朝方、日が昇る前から小鳥たちが鳴き始める。
いろいろな種類の小鳥がいるのだろう、
四方八方から様々な泣き声が聞こえてくる。
さながらコーラスのように。
そんな中、鶏のコケコッコーって泣き声はちょっとうるさい気がしなくもないけど…
鶏は腹の底からコケコッコーって叫んでいる。
そういえば声はよく聞くけど、初めて見たかな、叫んでる姿は。

そんな心地よい声に導かれるように、
空が青みを帯び始めてくる。


そして今度は静かに山々が歌いだしたように、その表情を変化させ始めた。

闇から開放されつつある空の青と、真っ赤に照らし出された雪山の赤の対比が見事。
小鳥たちだけでなく、声を発しないまわりの環境も含めて全てがコーラスのように
自分の目に耳に体に、心地よい見事な景色を届けてくれた。
先ほども書いたが、
娯楽とは、気分転換をはかるために何かをしたり 見たり 聞いたりして楽しむこと。
そういう意味では、このときの自分にとって
この明け方のコーラスはとても良い娯楽であった。
都会では味わえない、贅沢な娯楽。

そしてこの村に住んでいる人にとっても、
慣れ親しんだ特別なものではないかもしれないけど、
これは娯楽のひとつなのだろう。
どこにでもある移動可能な娯楽の類ではなく、
ここだけでしか味わえない娯楽。



















































































































