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アメリカ:デナリハイウェイ(アラスカ州)(2009年9月)
United States of America : Denali Highway (Alaska) (09/2009)
(場所は右のルートマップを参照)



月明かりで山脈のシルエットが浮かび上がる。

あ~すごい景色なんだろうなぁ。



日が暮れてもなお車を走らせ続け、デナリ国立公園を目指す。

公園のキャンプ場は人気があり、予約しないと泊まることが困難であった。

運よく予約が取れたものの、そこまでの道中の景色が凄すぎて、

しばしば車を停車させていたので、日があるうちに公園に到着することができなかった。



ここはデナリハイウェイ。

アラスカ山脈と平行して走るハイウェイで、

本来ならアラスカ山脈の景色を満喫しながら

デナリ国立公園を目指しているはずだった。

しかしデナリハイウェイに入った時点でもう日が暮れていたので、

暗闇の中を進むことになった。



デナリ国立公園のキャンプ場行きのシャトルバスの予約は明日の朝6時。

(公園内は自家用車禁止。移動は公園のバスのみ)

このまま行けば2時か3時には公園につくだろうから、

公園まで行ってバスの出発まで仮眠を取ろうということになった。

そして深夜12時頃、運転を変わった。



道は未舗装で、所々陥没している有様。

車のライトだけを頼りにそれら障害物をよけなければならない。

まるでゲームをしているような感じ。

そしてムースなどの大型野生動物をはじめ、

動物もときどき道路を横切るのでそうそう気が抜けない。

ときどき北方と頭上の空を眺め、オーロラが出ていないかチェックする。



やっとのことでデナリハイウェイを抜けた。

もう午前2時をまわっている。

疲れはもうピークに達していたが、

同乗者はぐっすり寝ているし、

ここまでくればあと30分ほどで公園につくだろうし、頑張ってしまおう。



しかしこの判断が間違いだった。



舗装道路になって気が緩んだ。

カーブをまがる際にタイヤがややすべるような感じがする。

んっ、気のせいかな…

そしていくつめかのカーブに差し掛かったとき、

タイヤが白線の外側にあるギザギザ?デコボコ?

(何ていうのかな、日本でも高速道路にはあるやつ)

に触れた瞬間、急に車の進路が変わった。

(実はデナリハイウェイでタイヤがパンクしていたか、

あるいはかなり傷ついていてパンク寸前だった)



目の前にはガードレール。

ぉわ~ぶ・つ・か・る~

あわててハンドルを逆に切る。

しかし切りすぎた…

ぬお~、木にぶ・つ・か・る~

またハンドルを切る。

すごい蛇行運転になり、同乗者の叫び声が聞こえる…

あら、起きちゃった。。。そりゃ起きるよね。

とにかくまっすぐにハンドルを戻したいがもどせない。

あ~またガードレール~

正直、もうダメだと思った。



…この先一部記憶なし…



運よく茂みに向かったのか、意図して茂みに突っ込んだのか覚えてないけど

車は茂みに突っ込んで止まった。

ふぅぅぅ助かったぁぁぁ。



車線の片側がガードレールで、片側が茂みだった。

幸い、ガードレール方向ではなく、茂みだったので、

みんな怪我もなく、車の破損もほとんどなし。

時速7~80kmくらい出てた割には車のダメージは少なかった。

対向車にも迷惑かけずにすんだ。

真夜中だったから交通量も少なくてよかった。

っていうか真夜中まで運転してるからこういうことになったんだけど…

パンクしたタイヤのホイールがいっちゃったけど、

まああのスピードからしたらこの状態は幸運だ。



深夜にも関わらず通りすがりの人たちがみんなかけよってくれた。

車も茂みから出してくれた。

とりあえず最寄のガソリンスタンドへ。

パンクした状態で走ってたからホイールがガタガタなので、

時速10~20kmくらいしかだせない。

ノロノロと小一時間ほどかけてガソリンスタンドへ。夜が明けるのを待つ。

朝になり、近くの修理屋さんの連絡がつく。

タイヤを直して、とりあえず応急処置完了だ。



疲労がない状態だったら、

タイヤの違和感も、もっと気に留めていたかもしれない。

疲労がない状態だったら、

車の進路が変わったときに、もっと迅速に対処できたかもしれない。

反応が一瞬遅れたのは事実。



教訓

・旅程は余裕をもったものにしよう

・疲れたときは運転を控えよう

運悪きゃ死んじゃいますね

もうあんな思いはこりごり…

2011.08.18 Thu l (33':北米:アラスカ&ユーコン) l COM(3) TB(0) l top ▲
アメリカ:デナリ国立公園(アラスカ)(2009年9月)
United States of America : Denali National Park (Alaska) (09/2009)
(場所は右のルートマップを参照)



デナリ国立公園



車の修理を終え、デナリ国立公園に向かった。

予約してあった午前のバスには間に合わなかったけど、

午後のバスに乗ることができた。



ここデナリ国立公園は、人間は大自然にとってただの訪問者にすぎない、

という考えに基づき、一般車輌の進入も制限され、

一定区間内はシャトルバスのみが園内を走ることが出来る。

シャトルバスは5月下旬から9月中旬まで。

なので公園の奥まで行くには一日2本のバスに乗るしかない。



デナリ国立公園

デナリ国立公園はちょうど森林限界をはさんでいる。



デナリ国立公園

このため、北方針葉樹林帯タイガとアルパインツンドラの両方にまたがっている。



デナリ国立公園



デナリ国立公園

公園内(たぶん)唯一の道。

目指すはワンダーレイクのキャンプ場だ。



デナリ国立公園

遠くに見えるのはドールシープの群れ。

険しい山岳地帯の急な岩山や崖などで生活している。



デナリ国立公園

オオカミやコヨーテ、クマなどに襲われることが少ないため、

彼らは急な斜面で生活している。



デナリ国立公園

このバスは外敵ではないと判断されているのか、横を悠然と歩いていく。



デナリ国立公園

こちらはツンドラ地帯に生息するカリブー。

カリブーは英語圏での呼び名で、日本ではトナカイ。トナカイはアイヌ語に由来する。

群れを形成し、季節によって大規模な移動を行う。



デナリ国立公園

アラスカ山脈が姿を現した。



デナリ国立公園

そして憧れのマッキンリー(マッキンレー)山も。

北米大陸最高峰のこの山は、雲に覆われてなかなかその姿を望むことができないという。

確かに他の山々はよく見えるけど、マッキンリーだけは雲に覆われている。



アラスカ山脈の麓には広大な渓谷が広がり、

川の片側はツンドラの原野が覆い尽くしている。



デナリ国立公園

川の反対側は針葉樹林の原生森林が果てしなく続いている。



どこまでも続くような壮大な原野。

そして広い空。



本当に広い。ただ単に物理的に広いだけではない。

それだけではない何かがこの広がりを生み出しているような気がした。



デナリ国立公園



これまでも山のある場所にはいくつも訪れたが、

山のまわりには程度の差こそあれ人の営みがあった。

ヒマラヤでもアンデスでも、山の周辺には人の営みがあった。

しかしこの山脈の周辺には家も田畑もないし、牧畜をしている人もいない。



もしかしたらこの辺りにも先住民が住んでいるのかもしれない。

アラスカの先住民はマッキンリー山のことを、

彼らの言葉で「偉大なるもの」を意味する「デナリ」と呼んでいた。

そう呼ばれているということは、

少なくても山の周辺に人が住んでいた(いる)ということだろう。



でも、この景色には人の営みを感じさせるものがない。

人の世界とはまったく関係のないような自然のたたずまい。

人の住んでいる都会とは対極のような場所で、

ここは都会の人にとって遠い存在なのかもしれない。



そういったたたずまいが、

壮大なスケール感や極北の植生による空間の広がりと共に、

本当に遠い場所に来てしまった、

何だかそのような感じを抱かせるのかもしれない。



季節が違えばまた想いも違ったかもしれない。

でも秋の紅葉の終わり、冬の直前というこの季節の光景は、

そのような想いをより一層深めさせた。



デナリ国立公園



National Geographic誌に

「地球上にこれほど壮大な眺めはないだろう」

と言わしめるほどの景色。

確かに。。。

何だかとんでもないところに来てしまったようだ。
2011.08.21 Sun l (33':北米:アラスカ&ユーコン) l COM(0) TB(0) l top ▲
アメリカ:デナリ国立公園(アラスカ)(2009年9月)
United States of America : Denali National Park (Alaska) (09/2009)



デナリ国立公園



ワンダーレイクキャンプ場は、デナリ国立公園の真っ只中にある。

30組程度しか泊まれない小さなキャンプ場だ。

目の前には広大な渓谷が横たわり、

その先にはデナリがそびえている。



デナリ国立公園

ただそこにあるだけ、圧倒的な存在感。

アラスカの大地を見守るように。



この北米大陸最高峰6194mの山は

アラスカの先住民の言葉で「偉大なるもの」を

意味するデナリと呼ばれるようになった。

現地の言葉で呼ばれるようになってきて、その風潮は喜ばしいことだけど、

マッキンリー(マッキンレー)の方が馴染みがある。

ちなみにマッキンリーとは時のアメリカ大統領。

この山とあまり関係ないような大統領の名前の方に馴染みがある

というのもちょっと悲しい…

昔から聞きなれているというのは、結構影響力が大きいものだ。



写真だとそれほど高くないように見えるかもしれないけど、

目に見えてる高さだけでも5000mをゆうに越える。

麓の平地から山頂までの高さは5500mにもなり、

ひとつの山としてはエベレストを遥かにしのぐ、世界最高峰だ。

その見方をすればエベレストは3700mほどらしい。



う~ん、いくら見ていても飽きない。



デナリ国立公園

ブルーベリーの葉も赤く色づいている。

このブルーベリーがまたまた美味しい。



ここは国立公園とはいえ、大自然の真っ只中。

野生のクマをはじめ、多くの動物が暮らしている。

クマも長い冬に備えてこの時期はブルーベリーをたくさん食べる。

なので、気をつけないとブルーべりーを探しているクマにばったり遭遇ということも…

しかし人間がいるということがクマに分かれば、基本的にはクマの方が逃げていくらしい。

(子グマが危ないと感じれば、親グマは攻撃してくる)

なので音を出して、クマに我々の存在を知らせなくてはならない。

ということで「森のくまさん」を歌いながら歩くことに。。。



冗談ではなく、本当に出くわすこともあるので

適度に緊張感はもっていなければならない。

一応ベアスプレー(対クマ撃退用の濃縮された超強力なペッパー)も

持っているが、冷静にそれを吹きかけられるのか疑問…

風向きによっては自爆するだろうし…

目に入ったら失明するらしいし…

使えないな。。。

やはり「森のくまさん」が一番効き目あるかな。。。

っていうか鈴だろう。ずっと歌い続けられんわ。。。



でもクマと一緒に仲良くブルーベリーを頬張れたら。

そんな絵本のような展開になる確率は果たしてあるのか…って思うけど、

同じ場所で食べているという状況には十分なりえる、

そんな場所だ。

緊張するだろうけど、そんな状況を味わってもみたい。



結局クマに遭遇することはなかったが

(人によっては目の前に現れたとかも)

離れたところにはグリズリーやカリブー、

近くではドールシープやムース、ビーバー、レッドフォックス、

そしてリスなども目にすることができた。

他にもオオカミやコヨーテもいるようだ。



デナリ国立公園には人間が入り込むことによって

自然が破壊されることのないよう、数多くの規制が設けられている。

デナリには自然本来の姿、弱肉強食の世界があり、自然の連鎖が残り、

人間の作り出したゴミがなく、何もかもが土に戻る、

本当の自然が残されていると言われている。



アラスカ山脈の雄大さと美しさにうっとりし、

足元の地衣類などに小さな美に気を配り、

ブルーベリーなどの自然の恵みを味わい、

時に葉のこすれる音に動物の気配を感じ緊張する。

自然の素晴らしさと、時折の緊張感、

これらがここの生の自然に触れる醍醐味かもしれない。

デナリ国立公園では充実した3日間を過ごすことができた。



デナリ国立公園



デナリ国立公園



デナリ国立公園



デナリ国立公園

山の斜面にグリズリーが。



デナリ国立公園

カリブーの群れ。

極北アラスカの大地の大部分は人間を寄せつけないような凍った大地であるツンドラ。

わずかに生える苔などを求めてカリブーの群れが移動していく。

ここよりもっと北の大地では、何千、何万というカリブーの群れが移動するという。

そしてそこにはカリブーを生きる糧として

昔ながらの生活と文化を維持し続けている先住民の暮らしがある。



これまでも野生動物の姿は見てきたけれども、ここではそれらとは少し印象が違った。

必死になって生きるという感じが他よりも感じられたような気がする。

本当に厳しい自然環境に生きているからこそ、

そういう中で生き抜いていくために生活している姿はより胸に響いてくるものがある。



人は文明を生み出し、都会では自然環境から逃れ、別世界で安心して暮らすようになった。

他の動物の多くはペットとして、家畜としているだけ。

生きるために必死にならなくてもいい、そんな環境にいる。

少なくても生きるか死ぬか、という状況に常にいるわけではない。

それはたぶん良いことなんだろうけど、

日々の緊張感のようなものが少なく、

生きている実感みたいなものは希薄しているのではないか。




ここでのキャンプ生活は、食べて寝る、大雑把に言ってしまえばそれだけの生活。

でもそれだけでも充実しているというか、

食べること、寝ること、生活すること(生きること)を普段より意識するし、

テントの薄皮の一枚という環境や、他の動物の存在が

それらをピシッと引き締めてくれる。



デナリ国立公園

どちらが良い悪いということではなく、

かつてはそんな時代だったし、

今でも場所にはよってはそんな環境だ。



ただ、そこに人間はほとんど残っていない。


2011.08.29 Mon l (33':北米:アラスカ&ユーコン) l COM(0) TB(0) l top ▲

アメリカ:フェアバンクス(アラスカ)(2009年9月)
United States of America : Fairbanks(Alaska) (09/2009)



デナリ国立公園を後にして、フェアバンクスへ向かった。

フェアバンクスでの目的はうまいサーモンを食べること、オーロラを見ることだけど、

夕飯にはまだ早い時間だったのでアラスカ大学に足を運んだ。



駐車場に車を停めて、キャンパスを歩いていると、

突然地平線にアラスカ山脈が見えた。

ちょうど昨日までいたデナリ国立公園のある方向だ。

アラスカ大学は高台にあり、所々視界が開けている。




少しの間デナリ国立公園でのことを思い出しながら

目の前に広がる平野とその先の山脈を眺めていた。

するといつの間にか、目の前の景色の先に

デナリよりもっと以前の光景が目の前に展開していた。

アラスカ山脈を見ているのだが、想いは遥かその先、

フエゴ島、南米大陸の南端だ。



パタゴニアの風の大地。

美しすぎる青い氷河。

果てしなく広がるアルゼンチンのパンパ。

海のような大河アマゾン。

一年中雲に覆われた最古の大地であるギアナ高地。

標高によって様々な表情を見せるアンデスの山々。

赤道近くの熱帯雨林。

メヒコの荒涼とした高原。

アメリカの砂漠地帯と大地の生き残りたち。

カナダの氷河とそれに削られたロッキー山脈。

極北のタイガとツンドラ。

そしてそれらを結ぶように点在する町と

そこで営みを送っている人々。



この景色を見たときにふとこれまでの道のりを振り返った。

南米大陸の南端から1年9ヶ月ほどかけて、

厳密には端から端ではないけど、南北アメリカ大陸を縦断した。

何十本ものバスを乗り継いで。最後はレンタカーだけど…



やっぱ地球はデカイ!!

ひたすらバスで来た甲斐があった。



確かに飛行機を使えば世界は狭く感じるかもしれない。

短時間であらゆるところに行けるようになった。

でも決して狭くない。やっぱ地球は広いなぁ。

それに旅の仕方によって、地球はいくらでも広さと深みを増してくる。

物理的にも決して狭くはないし、その広さを心理的により広げることができる

徒歩や自転車ほどではないが、バスの速度は辛うじて距離感がつかめる。

飛行機だと実感はないだろう。

飛行機からだと、距離をとってひとつの対象として見ている感じ。

それに比べバスは、その対象から距離をとって見るのではなく、

その真っ只中に身を置いて見ている感じ。



地球の大きさを測る自分なりのひとつの尺度を持つことができた。

だからどうしたと言われればそれまでかもしれないけど…

でもそれは単に位置的な距離感というだけでなく、

時間的なことであったり、もっと多くの尺度でもあるような気がする。

モノゴトは絶対的な尺度で測るのではなく、相対的な尺度で測るものだ。

人はそれぞれの尺度を持っている。

新たな尺度をもつことができたのは、より多くの見方・感じ方をもたらすことになり

きっと幸せなことなんだろうなぁ。



気候的にも文化的にも違う、ユーラシア大陸横断やアフリカ大陸縦断もやってみたい。

ユーラシア大陸だと、ヨーロッパ横断は大学時代に、

アジアも半分くらいは横断してるから、残るは中国の部分だけだな。

でもどうせなら一気に横断しないとなぁ。もう一回行こうかな。。。






さて、デナリ国立公園では圧倒的な存在感を誇っていたアラスカ山脈でさえも

ここからみると地平線から数cm盛り上がっているだけ。

それに空気層というか酸素のあるところって、

ほんとに地表のわずかな部分なんだなって思う。

たかが4~5000メートルあがるだけで酸素が半分くらいになってしまう。

こうして見ると、わずか数cmの空気層のおけげで生きていられるのだし、

地球の誕生から現在の多様な生物が生きていける環境が整ったことは

奇跡的な出来事のようにも思えてくる。



地球に生かされてるって思えば、それだけでありがたいこと。

せっかくなんだから小さなごたごたに惑わされず、もっと楽しまないと。

町での日常の生活に戻れば、そんなことは意識しなくなるけど、

少しの間でもそういうふうに思えたことは幸せなことかもしれない。

これからもこのことを心の片隅に。。。

2011.09.04 Sun l (33':北米:アラスカ&ユーコン) l COM(0) TB(0) l top ▲

アメリカ:フェアバンクス・チェナ温泉(アラスカ)(2009年9月)
United States of America : Fairbanks, Chena Hot Springs (Alaska) (09/2009)
(地図は右のルートマップを参照)



さてさて感傷にふけってばかりもいられない。

あと残すはサーモン食って温泉入ってオーロラだ!!



アラスカ来たならサーモンでしょ。

アラスカのサーモンといえば「ユーコンキング」

キングオブキングの異名を持つサーモンの王様だ。


フェアバンクス

まずはサーモンということで、フェアバンクスの街中を探してみたが、

意外とサーモンを食べられるところが少ない…

たまにサーモンを食べられそうな店を見かけるが、

パッカーの我々には少々厳しい値段…



ワサビベイ

そんな中選んだのは「ワサビベイ」という名の日本料理店。

といっても経営は韓国人。ってことは料理人も韓国人だろう。

名前のセンスからして日本っぽくない気もするし。

サーモン巻きを頼んだが、サーモンはどこ?って感じ…

値段が安いだけあって、内容もたいしたことはなかった。



いまいち満足できなかったので、新たな店を探す。

しかし金銭的な面をクリアする店となると…残すはデニーズしかない。

最北デニーズ

ということで世界で最北のデニーズへ。

デニーズなら刺身系は無理だろうけど、サーモンのグリルとかは期待できそうだな、

とか思いながらメニューを見ていたが、

なんと、サーモンがひとつもない…

店員に確認するも、やはりない…

地元では食べないのか?



最北デニーズ

店内はいたって普通。家族やら友人やらで楽しそうにしている。



しかしこれ以上探していると温泉に入れなくなってしまう。

サーモンは泣く泣く諦めることに…

聞いたことのない魚のソテーを食べ、デニーズを後にする。



フェアバンクスの町を出てチェナ温泉へ。

温泉へは「Chena Hot Springs Road」という道を通って行く。

文字通り、チェナ温泉への道なんだけど、

ほぼこの温泉のためだけに100km弱もの道を作るとは、さすがアメリカ。



室内にいくつか風呂があり、外には広めの露天風呂がある。

運がよければ温泉につかりながらオーロラを見ることができる。

水温も高めで気持ちいい。

真っ暗な空にもうもうと湯気が立ち上る。



泳いだり、ゆったりと浸かりながら、これまでの疲れを取り、

オーロラを待ち構えていたが、

残念ながら、入浴中にオーロラを見ることはできなかった。

温泉は24時間開いているわけではないので、

仕方ないので、外で普通に待つことにする。



9月とはいえ、夜は氷点下になるので、ただ待つというのも厳しい。

チェナ温泉には宿泊施設もあるのだが、

オーロラ待ちの人のために、ひとつ部屋を開放してあるので、そこで待つことにする。

ここは別に宿泊者以外の人も使える。



日本からオーロラを見るツアーの団体が来ていた。

一週間ほどに日程で、ほぼオーロラを見るだけのツアー。

そのためか必死さが行動に出ていて、

オーロラの出現を逃すまいと、夜通し、メンバーが輪になって歌って、

眠気と寒さと戦っていた。

うちらはそのおこぼれにあずかろうと、基本、部屋で待機していて、

たまに外に出て様子を伺っていた。



天気は悪くないのだが、オーロラは一向に出る気配がない。

2週間もいれば、一日くらいは見れるだろうと高をくくっていて、

最初の頃はそれほど真剣にオーロラ待ちをしていなかった。

結局朝方まで粘ったがオーロラは姿を現さなかった。

レンタカーを返さなければならないので、これ以上アラスカに留まるわけにはいかない。

最後の望みはユーコンのホワイトホースしかない。



温泉に浸かりながら、オーロラを眺めている姿を想像していたが…

サーモンも安くてガッツリと食べられると思い込んでいたのに…

う~んことごとく予想を裏切られてしまった。

そうそう思い通りにはいかないか。



アラスカハイウェイ

いったんフェアバンクスに戻り、

アラスカハイウェイをホワイトホースに向けてひた走る。



アラスカハイウェイ

アラスカに向かっているときは、山は雪を抱いていなかったのに、

たかだか10日ほどで、もう山は真冬のような様相に変わっていた。



アラスカハイウェイ

たとえわずかな時の流れでも、それを景色の変化が教えてくれる。

ほどなく町にも雪が降り始めるだろう。

これから長い長い冬が始まる。



アラスカハイウェイ

2011.09.13 Tue l (33':北米:アラスカ&ユーコン) l COM(0) TB(0) l top ▲
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