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アメリカ:デナリ国立公園(アラスカ)(2009年9月)
United States of America : Denali National Park (Alaska) (09/2009)
(場所は右のルートマップを参照)



デナリ国立公園



車の修理を終え、デナリ国立公園に向かった。

予約してあった午前のバスには間に合わなかったけど、

午後のバスに乗ることができた。



ここデナリ国立公園は、人間は大自然にとってただの訪問者にすぎない、

という考えに基づき、一般車輌の進入も制限され、

一定区間内はシャトルバスのみが園内を走ることが出来る。

シャトルバスは5月下旬から9月中旬まで。

なので公園の奥まで行くには一日2本のバスに乗るしかない。



デナリ国立公園

デナリ国立公園はちょうど森林限界をはさんでいる。



デナリ国立公園

このため、北方針葉樹林帯タイガとアルパインツンドラの両方にまたがっている。



デナリ国立公園



デナリ国立公園

公園内(たぶん)唯一の道。

目指すはワンダーレイクのキャンプ場だ。



デナリ国立公園

遠くに見えるのはドールシープの群れ。

険しい山岳地帯の急な岩山や崖などで生活している。



デナリ国立公園

オオカミやコヨーテ、クマなどに襲われることが少ないため、

彼らは急な斜面で生活している。



デナリ国立公園

このバスは外敵ではないと判断されているのか、横を悠然と歩いていく。



デナリ国立公園

こちらはツンドラ地帯に生息するカリブー。

カリブーは英語圏での呼び名で、日本ではトナカイ。トナカイはアイヌ語に由来する。

群れを形成し、季節によって大規模な移動を行う。



デナリ国立公園

アラスカ山脈が姿を現した。



デナリ国立公園

そして憧れのマッキンリー(マッキンレー)山も。

北米大陸最高峰のこの山は、雲に覆われてなかなかその姿を望むことができないという。

確かに他の山々はよく見えるけど、マッキンリーだけは雲に覆われている。



アラスカ山脈の麓には広大な渓谷が広がり、

川の片側はツンドラの原野が覆い尽くしている。



デナリ国立公園

川の反対側は針葉樹林の原生森林が果てしなく続いている。



どこまでも続くような壮大な原野。

そして広い空。



本当に広い。ただ単に物理的に広いだけではない。

それだけではない何かがこの広がりを生み出しているような気がした。



デナリ国立公園



これまでも山のある場所にはいくつも訪れたが、

山のまわりには程度の差こそあれ人の営みがあった。

ヒマラヤでもアンデスでも、山の周辺には人の営みがあった。

しかしこの山脈の周辺には家も田畑もないし、牧畜をしている人もいない。



もしかしたらこの辺りにも先住民が住んでいるのかもしれない。

アラスカの先住民はマッキンリー山のことを、

彼らの言葉で「偉大なるもの」を意味する「デナリ」と呼んでいた。

そう呼ばれているということは、

少なくても山の周辺に人が住んでいた(いる)ということだろう。



でも、この景色には人の営みを感じさせるものがない。

人の世界とはまったく関係のないような自然のたたずまい。

人の住んでいる都会とは対極のような場所で、

ここは都会の人にとって遠い存在なのかもしれない。



そういったたたずまいが、

壮大なスケール感や極北の植生による空間の広がりと共に、

本当に遠い場所に来てしまった、

何だかそのような感じを抱かせるのかもしれない。



季節が違えばまた想いも違ったかもしれない。

でも秋の紅葉の終わり、冬の直前というこの季節の光景は、

そのような想いをより一層深めさせた。



デナリ国立公園



National Geographic誌に

「地球上にこれほど壮大な眺めはないだろう」

と言わしめるほどの景色。

確かに。。。

何だかとんでもないところに来てしまったようだ。
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2011.08.21 Sun l (33':北米:アラスカ&ユーコン) l COM(0) TB(0) l top ▲

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