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アメリカ:テーラーハイウェイ(アラスカ州)(2009年9月)
United States of America : Taylor highway (Alaska) (09/2009)
(場所は右のルートマップを参照)



alaska-taylor-アラスカ-テーラー



「秋」

それはアラスカで最も短い季節であり、そして最も色彩豊かな季節でもある。

アスペンの木の葉が黄金色に輝き、ツンドラが真っ赤に染まる。



アラスカに入ると、まずはタイガと呼ばれる地帯が我々を迎えてくれる。

タイガとは、ロシア語でシベリア地方の針葉樹林の意味。

今では高緯度地域の針葉樹林帯という意味も含み、北方林とほぼ同じ意味で使われている。

樹木の種類が極めて限られているのが特徴。

木々は厳しい気候条件のために枝を横に伸ばすことができず、

どの木も空に向かって針のように成長している。

北アメリカのタイガはモミ属、トウヒ属を中心とした常緑針葉樹林である。



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このタイガ一帯はムースの生息地であり、

たまに道端で出会うことがある。

ムース。日本名はヘラジカ。ヨーロッパではエルクと呼ばれている。

夏は単独もしくは数頭の群れで生活するという。

角がないから雌だろう。



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アラスカハイウェイをいったんそれて寄り道をすることにする。

テーラーハイウェイを通って、再びカナダのユーコン準州を目指す。



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アスペン(広葉樹)とスプルース(針葉樹)が入り混じった森



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途中であたり一面焼け焦げたような場所に出くわす。



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アラスカでは定期的に山火事があり、

山火事自体は自然のサイクルの一部の出来事なのだが、

温暖化の影響でか、近年ではその発生頻度が多くなっている模様。



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起伏が連続する道を高速で走る感じは、

ちょっとしたジェットコースターのようなもの。



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森の木々が急に低くなる。やがてまばらになり、

樹木の育たないツンドラ地帯が出現し始める。



アラスカの大地はタイガであり、あと大部分は人間を寄せ付けないようなツンドラである。

ツンドラとは、「木のない平原」を意味するサーミ語に由来し、

地下に一年中溶けることのない永久凍土が広がる降水量の少ない地域のことである。

永久凍土といっても夏の一時期に表面の土壌だけは溶け、

コケ植物、地衣類や草本類、灌木などの植物が繁栄するところもある。

遠目には普通の草原に見えるが、

一歩足を踏み入れるとクッションのようにふかふかとしている。



ツンドラにも、北極ツンドラ、南極ツンドラ、高山ツンドラとあり、

この辺りはまだ高山ツンドラといったところか、もしくは

森林地帯とツンドラの間の移行帯における低木林かな。



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同じ山の斜面でも僅かな標高の違いで植生が変わる。

この辺りが植物にとって生き延びることができる最後の場所だということを

その僅かさが示しているようでもある。



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タイガとツンドラの移行帯ならではの光景が視界いっぱいに広がる。

北上するにつれ、また標高が上がるにつれ、

植生が変化していくさまがはっきりと見て取れるのが面白い。



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スケール感はこんな感じ。



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次第に景色がツンドラの絨毯のようになり始めた。

さらに北に向かい、少しずつ標高も上がっていくと、

そこにはまた別の世界が広がっていた。
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2011.05.18 Wed l (33':北米:アラスカ&ユーコン) l COM(0) TB(0) l top ▲

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