上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top ▲
メキシコ:タパチュラ → パレンケ → メキシコシティ → シウダーフアレス(2009年8月)
Mexico : Tapachula → Palenque → Ciudad de Mexico → Ciudad Juares (08/2009)
(地図は右のルートマップを参照)



グァテマラから入国し、まずは近くの町タパチュラを目指す。

イミグレを抜けたところに乗り合いのバンが待っていた。

値段を聞く。

まだこの国の物価水準は分からないが、ふっかけてきているような値段ではない。

大体国境のところの交通機関はろくな奴らがいないというのが相場だけど、

普通に接してくれるところはありがたい。



まあなんてことはない、当たり前のことのようだが、

世界にはこの当たり前が通じないところが少なくない。

ボッてくる奴と戦うのがバックパッカーの仕事のひとつみたいになっている。

ボッてきて、まあ騙されてもいいじゃん、と思わないでもないけど、

その場合は分からない程度でやって欲しい。

あからさまにボッてきてるのが分かると、やはり気分は優れない。



バスターミナルの近くで降ろして欲しい旨を運ちゃんに告げておく。

ボーッと景色を眺めていると、これまでと大差ないような景色が続くのだが、

これまでの中米の国々とは若干違う感じがする。

国が変われば景色が変わる。

それは住んでいる人たちが醸し出す雰囲気の差だろうか。



ほどなくしてタパチュラの町に着いた。

住宅街で降ろされたが、2ブロックほど行くとバス会社のオフィスにたどり着いた。



パレンケという町で友人と待ち合わせているので、そこに向かう。

日本からカメラを持ってきてもらっているのだ。

電化製品は日本が一番安い、と言っても過言ではないだろう。



パレンケ行きはなかったので、サンクリストバル行きに乗る。

しかし、サンクリ行きはさっき出発してしまったという。

出発時刻を知っていたわけではないが、大体予想がついていたので、

それに間に合うように早朝に国境を越えてきたのに…



時計を見ると、自分の時計より一時間進んでいる。

メヒコには3つの時間帯がある(というのは後で知った)

違うのはバハカリフォルニアのあたりだけなので、ほとんどの地域は同じ時間帯である。

地図で見てもグァテマラの真上にある国なので時差はあるとは思わなかった。

実際時差はないのだが、あったのはサマータイム…

このおかげで、夏の間はグァテマラよりも一時間早い時間になっている。

次のバスは、え~と、6時間後???

午前中もう一本くらい走らせてもいいのに~



ということでタパチュラ観光へ。

まずは朝食ということで、近くをブラブラしてみると、

あるある、そこらじゅうにタコス屋が。

そこそこ賑わっているところに入る。

うん、うまい。昨日グァテマラで食べたのとは一味違う。

一番違うのはトルティージャだろうか。触感が良い。



どこに行くあてもないので、セントロに向かう。

mexico

中でも目を引いたのがこれ。

広場に木があって、木陰でみんなが涼んでいるというのはよくある光景だが、

枝葉の刈り込み方。

ここまで人工的なのも珍しい。



mexico

街角にはマリンバ。

さすがメヒコ。

現在の形のマリンバが生まれたのはグァテマラらしいが、

マリンバといえばメヒコのイメージが強い。



mexico

そして、ここにも日本文化は浸透していた。






さて、メヒコのバスは夏休みや冬休み期間は学生は半額になる。

といってもその対象はメヒコ国内の学生。

まだメヒコの学生証を持ってないので(メヒコの学生でなくても結構簡単に作れる)

ダメもとで国際学生証を見せてみたら、何とOK。

メヒコのバスは決して安くはないので、半額は非常に嬉しい。

この機を逃してはいけないと思い、

同じ人のところでサンクリからパレンケまでの切符も買っておく。

パレンケからメキシコシティまでも買っておこうと思ったけど、

まあそこまではいいかと思い買わなかった(けど、これが失敗だった…)



翌朝パレンケに到着。

バスターミナルにて友人と合流。

わざわざカメラを持って来てくれるとは、いやはや有り難い。

暑くなる前に、と思い、早速遺跡を観に行く。

鬱蒼と茂る熱帯雨林の中に忽然と現れるこのマヤの遺跡は

メヒコに数あるマヤ遺跡の中でもハイライトとも言われている。

mexico

綺麗に復元された碑文の神殿。



mexico

こちらも可能な限り復元された宮殿。



mexico

遺跡の周辺も綺麗に整備されている。

当時の姿・形を見ることができるのは嬉しいことだが、

遺跡のもつ廃墟感がないからか、当時から今日までの時間の流れが感じ取れない。

元の形が復元されているので、空想する楽しみがここには少ない。

かといってあまりにも元の形がないと、想像するのが難しい。

まっ、いろいろ言うより、遺跡に応じて楽しみ方を変えればいいだけかもしれない。



mexico

基壇を重ねていったような碑文の神殿。

空間として機能しているのは最上段だけだろう。



mexico

十字架の神殿(右)に太陽の神殿(左)

どちらも基壇の上に神殿が建つ。



mexico

こちらの神殿も同様。

どの神殿も急な階段の昇ってアクセスする。

そう、これらの階段はとてものぼりづらい。

現代人の体格をもってしても大変なほど、蹴上げが高い。

これらの階段には「上る」という機能よりも、

もっと精神的な意味合いの方が強いのだろう。

神殿に到着するまでに(神へ近づいていくために)

上っていく人の意識を変化させていくような。



それにしても、暑い!!

午前中の涼しいうちにと思ったけど、ハンパない暑さだ。

とてものんびりと観光という気になれない。。。

mexico

ってことで、昼ビール。

午後はのんびりと過ごし、夜、バスでメキシコシティに向かう。

ここでも学生証を出してみるも、メヒコの学生じゃなきゃダメだよ~と一蹴。

同じバス会社なのに、担当する人によって違うとは…

やっぱタパチュラで買っておけばよかった。



翌日の午前中にメキシコシティに到着。

バスターミナル横の銀行で入国税を支払う。

ここから一気にアメリカへ行くことにする。

どうせメヒコには戻ってくるので、今回は一気に飛ばすことにする。



地図で現在地を見てみると、ちょうどアメリカ大陸の真ん中だ。

これからアラスカまで行って、また戻ってくるっていっても、結構な距離だなぁ。

アラスカまで直線距離でもざっと1万キロ。う~む。



アメリカのエル・パソの対岸シウダー・フアレスへの直行バスを探す。

何社かあったけど、国際学生証が使えるChihuahuensesという

聞いたことも覚えられそうもない名前の会社にした。

乗客は定員の4分の1ほど。最前列を2席確保して、26時間の旅が始まった。



mexico


晩飯にはタマレス。トウモロコシの粉を練って蒸したもの。

運ちゃんが勧めてくれた。

他にも鶏肉などの具が入っているのもある。



mexico

ひたすら真っすぐ走る道。


mexico

メキシコは高原の国であり、北部は平均1000m前後、中央部では2000m前後である。

そして国土の真ん中をアメリカから続く山脈が走っている。



mexico

荒野が続く。



mexico

でもそのような荒野がひたすら続くことはなく、

必ずといっていいほど人の生活風景が姿を現す。

どんなところでも人は住んでいる。

まぁ人が通るところを通っているのだから、そう思うだけかもしれないけど。



mexico

広大な畑に家がぽつんと建っている。

ここに住んでいる人は、人との交流はあるのだろうか。

どういうことを楽しみに生活しているのだろう。



mexico



変化に富んだ景色ではないが、

この移り変わる景色はいくら眺めていても飽きることはない。

長距離のバスに乗るときは一応本を持って乗るのだが、

毎回ほとんど読むことはない。

バックパックには20冊程の本が入っているのだが、ほとんど読んでいない…

(結局最後まで読まずに持ち帰った本も何冊かある)

景色を見ているだけで楽しいし、

景色を見ずに本を読んでしまったら、何かもったいない気がしてしまう。



バスに乗り、窓から外の風景を眺めていると、

様々な思い・考えが脈絡なく浮かんでくる。

いろいろな記憶の断片が目の前の景色によって連鎖していくような感じだ。



でもそれはすぐに消えていってしまう。

そのときに書き留めておかないと覚えていられない(単に記憶力の低下???)

それがいまはどこかで眠っていて、

また新たな記憶の断片として突如出てくるのだろう。



景色をいつまでも飽きることなく見続けられるのは、

その対象を興味深いものとして捉えられるからだろうか。



それを面白いと思える視点が自分になかったら、退屈なものとしか映らない。

だから普段からちょっとでも気になることには関心を払うようにした方がいいだろう。

そして新たな視点、ものの見方が増えれば、

それまで以上に景色のいろいろなところに関心を持てるようになる。



モノゴトが美しいとか、印象的に見えるのは、

自分自身の中にそれを測る物差しがあったり感激する心をもっているときに限る。



つまり目で見ているのものは、実は自分の頭や心の状態を見ていることなのかもしれない。

そうでないと単に目に映っているだけのことで、その景色は意識の中には入り込んでこない。



さて、最前列にいて気が付いたのだが、このバスの運ちゃん、

すれ違う対向車のバスの運ちゃんに手を上げて挨拶をする。

それ自体は別に珍しいことではないのだが、

この運ちゃんは同じバス会社の運ちゃんに限らず、他のバス会社、

さらにはトラックの運ちゃんにまで。

いったい何十人に挨拶をしたのだろうか。百人以上いたかな。

顔の表情を見ていれば、単にマナーのようなものでやっているのではないことが分かる。

mexico

例えこのように車線が離れていても。そして相手側もこちらを認識している。

すれ違う全員に対してではない。ちゃんと相手を見ている。

友達・知り合いが多いなぁ。



何かいいな~そういうの。

人と人との関わりが深い。



日が暮れるのと時を同じくして、

シウダー・フアレスのバスターミナルに予定より2時間遅れて到着した。

0泊4日でメキシコを一気に駆け抜けた。

さて次は久しぶりのアメリカだ。
スポンサーサイト
2010.09.20 Mon l 32:北米:メキシコ l COM(0) TB(0) l top ▲

コメント

コメントの投稿












       

トラックバック

トラックバックURL
→http://adaisuke.blog100.fc2.com/tb.php/221-99a4cc93
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。