上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top ▲
ペルー:トルヒーヨ(2009年5月)
Peru : Trujillo (05/2009)
(地図は右のルートマップを参照)



peru



かつての旅とは違い、いまの時代の旅は、

事前に訪問地のイメージを何かしら抱いていることが多いだろう。

テレビで見たとか、小説の舞台だったとか、ガイドブックで読んだとか etc..

たまに情報がまったくない場所に訪れることもあるが、

事前に何かしら知っている場所を訪れることの方が多い。



さて、ワラスの次の訪問地トルヒーヨ。

ここは太陽のワカ、月のワカ、そしてチャンチャン遺跡といった歴史遺産が有名だが、

トルヒーヨの町のついては何も知らなかった。

しかしペルー観光局のパンフレットに掲載されていた一枚の写真に魅せられ、興味をもった。

peru

こんな感じの写真。

この町独自の建築的な意匠があり、

きっとこのようなファサードが続く街並みが広がっているのだろう、と

イメージが膨らんでいった。



宿を決め、まずは中心のアルマス広場に向かう。

途中、上の写真のような建物もいくつか目にして、期待感が高まる。



peru

広場を囲む建物。



peru

独特な窓の意匠にカラフルな壁面の家が並んでいる。

期待通りの光景だ。



peru

回りの建物の内部も興味深いところがあり、観光の出だしは快調だった。



peru

ちょっと余談だけど、

広場の広さ(面積)とそれを囲む建物の壁面の高さの比が悪く(低すぎ)、

それに広場と建物の間にも数車線の車道が走っていて、

広場特有の感覚の建物群に囲まれた感じがほとんどしない。

まあ空が広くよく見えるという利点はあるけど・・・



peru

もっと街並みを見ようと広場から離れてみると、

所々にこの町独自の建物はあるけど、老朽化していたりして、

この独自の意匠を尊重して使い続けているという感じがしない。



正直、観光局のパンフレットで見たような光景はアルマス広場のまわりだけだった。

そこは町の中心であり顔であり、旅行者などの外に対しての顔をもつ。

だからメンテナンスもするし、街並みの景観にも意識を払う。



でもそれが広場だけで、それ以外の場所にほとんどないとなると、

何だかつくられたような、一種のテーマパークのような感じもして、

あまり好感がもてるものではない。

それに事前にイメージを膨らませてしまったため、失望はより大きかった。



イメージを膨らませたのは自分の勝手だし、

失望が大きくなったのは誰のせいでもなく自分のせいだ。



ある町のあるがままの姿を見に来たのではなく、

自分の中に出来上がっていたイメージの姿を見に来たようなもの。

まだ知らない町の姿を見に来たのではなく、

イメージでつくりあげた町を確認しにきたようなもの。



旅の定義は人それぞれだろうけど、

これでは旅をしているというより、

自分の頭の中でしていた空想の旅をなぞるように、確認するように旅をしている、

といった方が適切かもしれない。



旅人の世界では、世界3大がっかり遺跡だとか、

そのような期待を裏切られたような話がある。

理由としては、有名な割りにしょぼいということもあるけど、

事前の文なり写真なりの情報から自分なりのイメージを作り上げ、

実際行ってみると、まったくそれに沿うようなものではなかった、

ということもあるだろう。



日本のガイドブックである「地球の歩き方」は写真が豊富で、

それを読むと、行きたいところの選択が容易にできる。

それに比べ、オーストラリアの、

というか世界中のパッカーが使う英語の「ロンリープラネット」は

写真をほとんど載せていない。

確か、実際に行ってから楽しめるようにとか、

そんな感じだったと思うけど、この編集意図はなかなかのものである。

でも、行く場所を決めるのは写真があった方が手っ取り早いし、

歩き方もロンプラも一長一短かなぁ。



ガイドブックももたず、適当に行きたいところに行くような旅は、

後で見所を逃したと知ると、とても悔しくなってしまうような、

割り切れない未熟な性格なので(笑)

そういう旅は難しい。

時間的にも大分余裕がないと難しいだろうし。

(いつかはそういう旅もしてみたいけど)



要は、事前にイメージをもっても、

それに囚われることなく、目の前に広がるあるがままの姿を

きちんと見ることが大事なのかな。






町の観光のあと、太陽のワカや月のワカ、チャンチャン遺跡といった、

いわゆる見所をまわり、最後に近郊のワンチャコ海岸に行ってみた。

peru

ここはトトラ船で有名なところ。



この辺りは赤道に近いといっても、太平洋側の海はフンボルト海流の影響で、

水が結構冷たい。

なので、特に海に入ることもなく、海岸をぶらついていた。



peru

こういうところを一人で歩いていると、

一人身の寂しさを感じ、いろいろ空想に耽ってしまう。

「あのコと一緒だったらなぁ」とか。

海辺で一人は辛い…

まわりはカップルや家族、友達同士で楽しくやってるのにね。



ある人と知り合って、その人が気になるような人だと、常に頭の隅にその存在が残る。

その後も一緒にいて、その人のことをより知ることができればいいのだが、

その後、なかなか出会う機会がないと、

その人のことを勝手に創造し、美化していく傾向にある。

で、まあしばらくぶりに再会したときにガッカリすることがあるんだけど…

でもそれはその人が悪いのではなく、自分の都合のいいように美化した自分が悪い。



時間のあるときに、ろくでもない空想物語を描いてしまうこともたまにある。

けど、そこの登場人物は自分が作り上げた(美化した)人。。

ある人をあるがままに見て、その結果、恋をするのではなく、

ある人を途中から勝手に作り上げて、

うまくいくまでをシュミレーションする。

何だかそういうことが結構好きなような。。。

ヒマ人だなぁ…



最近もそんなことを少々考えてて、

はぁ、そういや成長してないなぁ

と、浜辺をブラブラしながら思った。



そんな感じでまたひとつ年を重ねていく…

イカンイカン。



peru

このおやじのように、日々、目の前のモノ、現実のモノに向き合っていかないと、ね。

関連記事
スポンサーサイト
2009.08.30 Sun l 24:南米:ペルー l COM(3) TB(0) l top ▲

コメント

34?
だいすけさんの隣にベタ惚れの彼女が居る”態”で拝読させて頂きました。
いつまでも夢想家なあなたが好きです。

カウントアップの季節になりましたね。
堀内誠一というデザイナーが残された、次の言葉を贈らせて頂きます。

”視覚の記憶の強い人は王者である。
 世界を目で知る人は幸せである。”
2009.08.30 Sun l 田舎モノ. URL l 編集
また一年
過ぎたね~。
お互い1つ歳をとりましたねv-352
お誕生日おめでとうv-353v-353
成長しないというより、
変わらない一面があるのも
とてもステキなことだと思うょe-266
2009.09.07 Mon l Kei. URL l 編集
No title
>田舎モノさん
素晴らしい言葉ありがとうございます。
次第に日本での現実が待ち構えていると思うと、
少々不安になることもありますが、
その言葉を頼りにして頑張っていきます。

>keiさん
遅れましたが、「誕生日おめでとう」
2週間ほどテント生活が続いていたのでネットできませんでした。
変わらない面かぁ、そういう考えもあるね。

2009.09.15 Tue l 管理人. URL l 編集

コメントの投稿












       

トラックバック

トラックバックURL
→http://adaisuke.blog100.fc2.com/tb.php/184-99c53b2f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。