ペルー:アレキパ(2009年4月)
地図と現在地はこちら
さあ窓を開けてごらん
そこから光が流れ込んでくる
そのとき空間が生まれる
上から入る光
脇から入る光
真ん中から入る光
そして窓の様々な形
窓を開けて暗闇に光が入ってくる
それが空間を造形する瞬間だ
Le Corbusier

アレキパ。別名「Ciudad Blanca」白い町。


建物が皆、近郊で採れる白い火山岩からつくられているため、そう呼ばれている。

町の背後にはミスティ山(5821m)やチャチャニ山(6075m)がそびえたっている。
美食の町としても知られ、名物料理も多く、他の料理の質も高い。
ビルの少ない歴史的な町をゆったりと歩きながら、様々な料理を食べ歩くのも楽しい。
そんなアレキパの町に、1970年まで実際に修道生活が営まれていた場所がある。
「サンタカタリーナ修道院」
町の中心に、外界との接触を断ち、
閉ざされた生活を送っていた場所があるというのも驚きだ。
入場料30ソル(約1000円)と高額な料金もあって、訪れるかどうか迷うところ。
しかしここはとても興味深いところだった。
ゆっくりまわると見学に2時間ほどかかるといわれる場所を、
1日半、10時間もかけてしまった…
昼食を取りに一回外に出してもらって、
翌日も前日のチケットで何とか入れてもらって…

入口から奥に進んでいくと中庭に出る。
この中庭は回廊によって囲まれている。
増築により建物は回廊で結ばれ、変化に富んだ迷路のような空間が出来上がった。

回廊も光が反射して天井のレンガ積みを照らしている。
天井をつくるためアーチ工法でレンガを積んでいる。
その構造をあらわに見せているだけなのだが、それが装飾のようでもあり美しい。

オレンジはパブリックな領域を、ブルーはプライベートな領域を表しているようである。

部屋の中に入ると、白色の内壁が外壁の色の反射光に照らされて、
うっすらと色づく。


修道層の個室に開口部は少ない。
しかしだからこそ光の入り込んでくる様が良く分かる。
光は闇によって際立ち、闇はわずかな光によってさらにその深みを増す。

トップライトにハイサイドライト。

その場に必要な光を必要なだけ取り入れる。

トップライトからは光が降り注いでくる。

院内には花が多く飾られている。

室内から見たときに視線上に入るように。

ひっそりと。

闇があるからこそ光が強調される。
外の光の世界の何と輝かしいことか。

表面を粗く仕上げることにより、壁面に表情をつけ、
時間と共にその表情を変化させていく。

窓の窪みだけが明るく、その窓台のところは腰掛られるようになっている。
窓の明るさのため、その空間を部屋全体の中から切り離し、特別な空間にしている。
その空間は、本を読んだり、細かい仕事をしたり、会話をするための快適な空間となる。

個室ごとに台所がついている。

横からの光。
直接光でなく間接光。
透明ガラスの現代建築がつくりだす、均質で一様な光に慣らされた目には新鮮に映る。

単に明るければいい、光を取り込めばいい、というものではない。

内部はひんやりと涼しく静か。
瞑想をするには、それに適した相応しい空間があるのだろう。
沈黙の光とでも呼びたくなるような、静かな輝き。

強烈な西日が差し込む。
迷いのない生き生きとした輝き。

個室の天井は高い。
その天井をなめるように光が入り込んでくる。
このような光の下、修道層は何を考えていたのだろうか。
建築の最初の授業は、直方体の箱の中にどのような光を入れ、
どのような空間をつくるかということをいろいろ試すものだった。
それほど建築にとって「光」は重要な要素なのだろう。
そして正直言って、その後のどの授業よりも楽しかった気もする。
建築とは光の下における、ボリューム操作の壮大な遊びなのかもしれない。
地図と現在地はこちら
さあ窓を開けてごらん
そこから光が流れ込んでくる
そのとき空間が生まれる
上から入る光
脇から入る光
真ん中から入る光
そして窓の様々な形
窓を開けて暗闇に光が入ってくる
それが空間を造形する瞬間だ
Le Corbusier

アレキパ。別名「Ciudad Blanca」白い町。


建物が皆、近郊で採れる白い火山岩からつくられているため、そう呼ばれている。

町の背後にはミスティ山(5821m)やチャチャニ山(6075m)がそびえたっている。
美食の町としても知られ、名物料理も多く、他の料理の質も高い。
ビルの少ない歴史的な町をゆったりと歩きながら、様々な料理を食べ歩くのも楽しい。
そんなアレキパの町に、1970年まで実際に修道生活が営まれていた場所がある。
「サンタカタリーナ修道院」
町の中心に、外界との接触を断ち、
閉ざされた生活を送っていた場所があるというのも驚きだ。
入場料30ソル(約1000円)と高額な料金もあって、訪れるかどうか迷うところ。
しかしここはとても興味深いところだった。
ゆっくりまわると見学に2時間ほどかかるといわれる場所を、
1日半、10時間もかけてしまった…
昼食を取りに一回外に出してもらって、
翌日も前日のチケットで何とか入れてもらって…

入口から奥に進んでいくと中庭に出る。
この中庭は回廊によって囲まれている。
増築により建物は回廊で結ばれ、変化に富んだ迷路のような空間が出来上がった。

回廊も光が反射して天井のレンガ積みを照らしている。
天井をつくるためアーチ工法でレンガを積んでいる。
その構造をあらわに見せているだけなのだが、それが装飾のようでもあり美しい。

オレンジはパブリックな領域を、ブルーはプライベートな領域を表しているようである。

部屋の中に入ると、白色の内壁が外壁の色の反射光に照らされて、
うっすらと色づく。


修道層の個室に開口部は少ない。
しかしだからこそ光の入り込んでくる様が良く分かる。
光は闇によって際立ち、闇はわずかな光によってさらにその深みを増す。

トップライトにハイサイドライト。

その場に必要な光を必要なだけ取り入れる。

トップライトからは光が降り注いでくる。

院内には花が多く飾られている。

室内から見たときに視線上に入るように。

ひっそりと。

闇があるからこそ光が強調される。
外の光の世界の何と輝かしいことか。

表面を粗く仕上げることにより、壁面に表情をつけ、
時間と共にその表情を変化させていく。

窓の窪みだけが明るく、その窓台のところは腰掛られるようになっている。
窓の明るさのため、その空間を部屋全体の中から切り離し、特別な空間にしている。
その空間は、本を読んだり、細かい仕事をしたり、会話をするための快適な空間となる。

個室ごとに台所がついている。

横からの光。
直接光でなく間接光。
透明ガラスの現代建築がつくりだす、均質で一様な光に慣らされた目には新鮮に映る。

単に明るければいい、光を取り込めばいい、というものではない。

内部はひんやりと涼しく静か。
瞑想をするには、それに適した相応しい空間があるのだろう。
沈黙の光とでも呼びたくなるような、静かな輝き。

強烈な西日が差し込む。
迷いのない生き生きとした輝き。

個室の天井は高い。
その天井をなめるように光が入り込んでくる。
このような光の下、修道層は何を考えていたのだろうか。
建築の最初の授業は、直方体の箱の中にどのような光を入れ、
どのような空間をつくるかということをいろいろ試すものだった。
それほど建築にとって「光」は重要な要素なのだろう。
そして正直言って、その後のどの授業よりも楽しかった気もする。
建築とは光の下における、ボリューム操作の壮大な遊びなのかもしれない。


美しいねぇ。
アレキパ行かなかったんだよね。。。。
とばす人も多いけど、アレキパは密かに凄いよ。
見所は少ないけど、飯も美味いし、気候もいいし。
まわりは山に囲まれてるから、のんびりと過ごすにはオススメ。
白と石と原色と暗と光と、あれまーてなりました。
アレキパを初めて知りましたが、
すごく行きたくなりました。
もへー。
アレキパでは懐かしい授業などを思い出したりして。
南米では教会建築も手抜き?のように感じるのも少なからずあったし。
でも南米はオススメです。楽しいです。