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ブラジル:サルバドール(2009年2月)
Brasil : Salvador (02/2009)
(地図は右のルートマップを参照)



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パラグアイのシウダー・デル・エステからブラジルのサンパウロへ15時間。

3時間の休憩を挟み、サンパウロからサルバドールへ34時間。

丸2日間バスに揺られ、やっとのことで到着。

南米をある程度旅していると長時間のバス移動もそれほど苦ではなくなってくる。

まぁバスも乗り心地は悪くないし。



ブラジルのカーニバルと言えば、リオのカーニバルが有名だが、

やってきたのはサルバドール。

サルバドールはバイア州を代表する都市で、

植民地時代の奴隷貿易以来、ブラジルの中でもアフリカ色が濃い。



宿は前回もお世話になった「青い家」。

前回は僅か1週間弱の滞在だったにも関わらず、

ここでも宿の人が覚えていてくれた。

そして多分一回しか訪れていない隣の旅行会社の人も…

これには驚いたけど。



カーニバル期間中はほとんどの宿が値上げをし、

「青い家」も一泊60ヘアル(約2400円)

ユースホステルは100ヘアル(約4000円)と高い。

割引してくれるとは言ってくれたけど、

もっと安く快適に泊まれるアパートを借りることにした。

友人の助けもあり、すぐに見つかった。

1週間で70ヘアル。つまり1日10ヘアル(約400円)と激安。



宿を移ると言ったら、宿のおばちゃんが、

「どこに行くの? アパート借りるの? 何なら紹介するよ」って。

オイオイ、宿経営してるのにアパート紹介するって…

損得を抜きにして人の世話を焼いてくれるような、

ブラジル人の人柄、何だろう、大らかさというのかな、

そんなところが大好きだ。






カーニバルは、

「CAMPO GRANDE - AVENIDA」

「BARRA - ONDINA」

「CENTRO HISTIRICO」

の3箇所で主に行われる。



そこで選んだ会場は、

「PRAIA DE PIATA」

え~「PALCO DE ROCK」というイベントをやっている会場で…

カーニバルが何だ!!って感じのロック野郎が集まるところ。。。
(勝手な推測だけど…)

反体制の精神を持っているけど、きっちりと政府から支援されているのが微妙なところ…

カーニバルのパンフレットの最後のページにもしっかりとプログラムが載っている。



カーニバルを楽しむために来たのに、なぜかロックに行ってしまった…

というのも、新聞での紹介で

ネオゴシックに影響を受けたロック、

フォークインディーロック、

ハードコアと80年代のパンクを併せたロック、

などなど、その表現が何とも微妙で気になったから。。。

スイスからもアーティストを呼ぶという意気込み。

まぁ何でスイスなのかはよく分からないけど。

何となく面白そうなので行ってみた。



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ここがその会場。横は海。

そこそこ人は集まってたような。

会場にはやはりというか、全身黒づくめの服装をした人が大半だった。

真夏のサルバドールでご丁寧に黒のロングコートにブーツを履いてる人も…

ご苦労様…



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不思議とまったりとした空気が流れてたような気がした。

こんなにのほほ~んとロックを聴くのは始めて。

一番盛り上がってたのは、スイスからの客人たちだった。

どの辺りがフォークインディーロックなのかは全然分からなかったけど…

のどかに、平和に、ロックコンサートは行われていました。ちゃんちゃん。

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前置きはこの程度にしておいて、さてカーニバル。

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(たぶん)メインの会場である「BARRA - ONDINA」では、客席も設けられている。

お金を持っている人たちはここから高見の見物というわけ。

海岸沿いの通りで、道幅も結構あり、会場としてはなかなか。


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そこに荷台がステージと化したトレーラーが次々とやってくる。


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超有名なアーティストから無名???のアーティストまで様々。

そこのアーティストのTシャツを買うと、

トレーラーの前後左右に張られたロープ内に入ることができ、

(いろんな意味で)安全に移動でき楽しむことが出来る。






「CAMPO GRANDE - AVENIDA」会場は、

繁華街の車が通る少々広めの通りを歩行者天国にして行っているので、

「BARRA - ONDINA」会場ほど道幅は広くないけど、

その分というか、ホント町中で行われている感じがある。

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ちなみに自分はTシャツは買わなかった。

同じ場所で待機して、トレーラーが来たらその場を一緒に楽しんで、

気に入ったらしばらく付いて行くという方法をとった。

次々とトレーラーはやってくるから、その方がいろいろと楽しめるし。

まぁどのアーティストがいいのか良く分からなかったというのもあるけど…



それに人気のアーティストだと、

せっかくロープ内に入っても、混みこみでまともに動けなさそうだったし、

トレーラーのずっと後ろの方とかになっちゃうと、アーティストの姿は見えないし、

などなど、あまり利点がなさそうだった。



それにしても、どっちの会場もすごい盛り上がりようだった。

大合唱が始まったりすると、何だか分からなくなるくらい。

それにみんな踊るのが好きだから、音楽があれば自然と体が動いてしまうようで、

みんな密着して身動きがとれないほど混んでいても、踊ってしまう。

女の子で背丈はそれほどでもない子でも、

その腰振りのパワーはどこから生まれてんだってくらいパワフル。

そのケツに吹っ飛ばされるほど。。。



祭りにケンカと、酒ではなくスリは付きもの、ということで、

どっちも良く見かけた。

まぁケンカは周りが止めるからすぐに納まる。

知り合いでカメラ盗られた人もいたし、

逃走現場も何回か見たし、

ポリスに捕まったのも何回か見た。



音楽的にも気に入ったのが多かったし、

みんなが盛り上がる雰囲気も大いに楽しめた。

けれど、カーニバルというより、

移動する屋外コンサートのような感じと言えなくもなかった。

自分のカーニバル像と合わないだけのことなんだけど…






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個人的に一番気に入ったのは「CENTRO HISTIRICO」

ここは他の会場と異なり、多かったのは太鼓隊。



カトリック教会の暦で公認されているラテンアメリカのカーニバル(謝肉祭)は、

四旬節直前の数日間繰り広げられる祝祭である。

異教徒とキリスト教徒の祭りを組み合わせたこの祭りは、

仮装舞踏会、賑やかなパレード、音楽、サンバなどのダンス、

などで盛り上がる。



黒人の多いサルバドールのカーニバルは、

主にアフリカと欧州のラテン系の両方の影響が融合したもの。

この「CENTRO HISTIRICO」で行進するグループたちは、

打楽器中心のリズムに合わせて踊るアフリカの宗教的舞踊から派生したもの

(ではないかと思われる)

余談だけど、様々なドラムは神々を呼び出す超自然的な力をもつ楽器と

考えられているようである。



ということで、サルバドールのカーニバルらしいといえば太鼓隊だと思うし、

理屈ぬきで何よりも打楽器が生み出すそのリズムが、凄く心地よかった。

体の芯から揺さぶられもする。

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いろんなグループが狭い路地を練り歩いた。

参加者は老若男女問わずという感じ。

サルバドールのリズムというものがあって、

(それを言葉で説明するのは難しいのでパス)

それを基本にしているところが多い。

そのリズムを生み出す人たち、それに合わせて踊る人たち。

町がリズムで満たされ、町と人が一体になる。

その感じが堪らなく良い。



また、セントロにはカーニバル期間以外の普段の日でも

週に3回ほどイベントを行う小さな広場のようなところが3箇所あり、

カーニバル中も毎日何かしらイベントが行われていた。

行ったイベントは全て無料。大抵が無料だと思う(未確認…)

昔(80年代とかに)流行った、もしくは流行ったような曲(あるいは曲調)が流れ、

若者だけでなく、年配の人や、親子とかで、みんな踊っている、

何だか町内会の催し物、って言ったら失礼かもしれないけど、

とてもアットホームな雰囲気が流れていた。



話は少し前に戻るけど、

あのTシャツ、有名なアーティストのものだと何万円もするみたい。

有名なアーティストでも無料で買えるところは、

名前は忘れたけど、わずかに一組だけらしい。

トレーラーをはじめとして、金がかかるのは分かるけど、

どうにも商業主義の匂いがプンプンして気に入らない。



カーニバル、商業主義が前面に出てきている中で、

セントロで行われているようなイベントは何とも嬉しいし、

何て言うか、ホッとした。

祭りはみんなが楽しめないと、ね。



そんなようなことを感じもしたけど、ずっと気にしていたわけでもなく、

カーニバルはとても楽しめた。



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サルバドール、居心地のよい町だった。

ぜひまた来たい。できればカーニバルの時に。


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やっぱ打楽器がいいね。

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2009.04.28 Tue l 20:南米:ブラジル l COM(0) TB(0) l top ▲

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