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パラグアイ:エンカルナシオン(2009年2月)
Paraguay : Encarnacion (02/2009)
(地図は右のルートマップを参照)



2008年4月以来2度目となるパラグアイ。

今回の訪問はブラジルビザ取得のため。



そこでまずやってきたのはエンカルナシオン。

宿は前回お世話になったところ。

奇遇にも前回と同じ部屋に。



日も暮れてきたが、町をブラついてみる。

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この町は店が開店するのは8時頃と早いのだが、

閉店するのも早い。18時を過ぎればシャッター通りと化す。



そしてそこに残されたのは大量のゴミ。

この後、清掃作業員がきちんと掃除をしてくれるので、

翌日にはきれいになっているのだが…



ゴミをゴミ箱に捨てる習慣がないから清掃作業員が必要になったのか、

それとも清掃作業員がいるからゴミを道路に捨てるのか、

どっちだろう。

人件費がかかるとも見れるし、雇用につながるとも見える。

まあでもとにかく、この光景はあまり好ましくないなぁ。



アルゼンチンとの国境となっている川へ。

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いい感じに雲が出ていた。

光は被写体があってこそのもの。



そんな中、川辺にちらほらと人が集まってきた。

みんな釣具を持参して。

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釣りが数少ない娯楽のひとつなのだろう、年齢層も幅広い。



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対岸はアルゼンチンのポサダス。

エンカルナシオンとは対照的に高層ビルも多く、

それに伴い光の量も多い。

国境の町とはいえ、ここにはパラグアイならではのゆったりとした空気が流れる。



夕食は前回と同じく日本食料理屋「ひろしま」

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まずは冷奴。夏はこれに限りますな。



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そして前回も堪能したスキヤキ。

今回は一人寂しく二人前を平らげた。

白米を頬張りつつ、そして〆にはうどんを入れて。

そして前回と同様、会計金額の計算間違えで、

ビールをタダで頂いたことに。



翌日、ブラジル大使館にてビザ申請。

相変わらずここの大使館の対応は良い。

横柄な態度もなく、フレンドリー。

申し込み用紙にさっと記入して、2~3時間後には受領。



しかし停電のアクシデントで若干待たされることに。

その間、同じくビザを申し込んでいた日本人と話す。

アジアにいたとき共通の友人と出会っていることが判明。

ある程度長く旅をしている人とは、大抵共通の知り合いがいるものである。

本当に旅行界は狭い。



エンカルナシオンとその近郊には日本人移住者がいて、

商店に行けば日本食材も手に入る。

そういう背景もあってか、町の中心の広場には日本庭園も設けられている。

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まあ質は大したことないというか、

これが日本庭園なのかという気もするが… 

このような心遣いは嬉しいものである。

Av.JAPONという通りもあった。



エンカルナシオンにはこれといって見所はない。

ちかくにトリニダー遺跡ちうものがあるが、前回見てしまっている。

ビザを取得したのだから、もう用はないのだが、何となく離れ難い。

そう、そんな居心地のよい雰囲気がここにはある。

そこでもう一泊することにした。



気の向くまま、気になる方へ。

そうこうしている内に、町外れまで来た。

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その先には豊かな緑の中に点在するオレンジ色の屋根。

気になるので足を進めることにする。

でも午後の日差しは強烈で喉もカラカラ。

となると、ビールでしょう。

昼ビール。幸せな瞬間。



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暑い夏の時期、この緑は視覚的に涼しさを演出するし、

涼しい木陰を提供する。

またアスファルト舗装が少ないので、地面がさほど暑くならないし、

熱を溜め込むこともない。



各家の軒先は広くとられており、

そこに揺り椅子が置かれ、そこが昼の居間となる。



子供は外で元気にサッカーなどをしているが、

この炎天下、心地良いのは、

日陰でユラユラ揺れながらそよ風にあたること。



家の窓は全開。ドアも開けっ放し。

そうすることにより、自然の風が家を通り抜ける。

開口部を締め切って冷房をつけるよりも自然に優しいし、

そよ風が何とも心地良い。



夏は暑い。

その事実をそのまま受け止め、夏を感じ、夏を楽しむ。

暑い最中の時折の心地良さ。

メリハリがある方が、その瞬間をより一層心地良く感じさせる。






首都のアスンシオンにバスで移動。

この辺りは丘や山の類はなく、地平線まで放牧地、田畑が広がる。

車内にはパラグアイの軽快な音楽が流れる。

それに耳を傾けながら、車窓に広がる大空と草原を眺める。

雲は風に身を任せ自由に動き、

牛たちも広大な敷地の中をゆったりと歩き回ってる。

それらを眺めていると、気分が開放されてくる。

何か考えることをやめ、風景に身を任せる。



時折現れるオレンジ色の屋根の民家が、広大な自然の風景にアクセントを加える。

大抵の家の前にドラム缶型のアサード用コンロ?

(バーベキューセットのようなもの)が置いてある。

週末は家族でアサードを楽しむのであろう。



車内にはいろいろな物売りが乗り込んでくる。

パラグアイの国民的な食べ物であるチパ(中がモチっとしたパン)や

ミラネサ(衣つきの薄切り肉のサンドイッチ)をはじめ、

ガム・クッキー・ジュースなどの軽食類、

絞りたて、かどうかは分からないけどフルーツジュース、

さらにはCD、カメラ、マテ茶グッズ、アクセサリー、時計、財布、香水、

などなど、わざわざバスで買わなくてもいいだろうと思うようなものまで。

夜行バスでは毛布も(南米のバスは冷房をガンガンに効かせるため)



そんなこんなで6時間ほどバスに揺られ、

アスンシオンのバスターミナルに到着した。

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2009.04.10 Fri l 19:南米:パラグアイ l COM(3) TB(0) l top ▲
パラグアイ:アスンシオン、イグアス日本人移住地、
        シウダー・デル・エステ(2009年2月・3月)
Paraguay : Asuncion, Iguas, Ciudad del Este (02~03/2009)
(地図は右のルートマップを参照)



アスンシオンは首都とは思えないような町である。

首都が持っている緊張感というかキチッとした感覚が希薄である。

人々の足並みも忙しくはなく、町の雰囲気は穏やか。



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人々はマテ茶を手にして会話を楽しむ。

パラグアイでは冷たいマテ茶「テレレ」を好むようで、

マテの容器、そして冷水の入ったポットを持ち歩いている。



テレレは回し飲みするのが基本で、

冷水を少し入れて、回りの人に渡す。

飲んだら容器を返し、また冷水を入れて、他の人に渡す。

それを繰り返す。

いらなくなったら「グラシアス(ありがとう)」と言う。

そうするともう次からは回ってこない。

でも日本人は回ってくる毎に「ありがとう」と言ってしまうようで

下手すると1回しか回ってこないなんて場合も…



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アスンシオンは緑が溢れる町。



ホテル内山田に宿泊。

ここでも前回と同じ部屋に。。。

料金は高いのだが、ここの朝食、和食ブュフェを目当てに泊まる旅行者も多い。

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今回は若干中華も混ざっていたけど、味の方はバッチリ。

遅く行くと料理がなくなるので、朝6時に起きてガッツリと頂く。

日本に居ると、特に特徴のない食事のようだが、

海外に長くいると、このような和食は非常に嬉しいものである。

もうちょっと、あとちょっと、と、前回同様苦しくて腹が痛くなるまで食べてしまう。

成長してないな…






イグアス日本人移住地へバスで移動する。

シウダー・デル・エステ行きに乗り、途中下車することになる。

アスンシオンのバスターミナルに行くと、

一斉に声が掛かる。

「エステ、エステ」

多くのバス会社が多くの便を持っていて呼び込みが激しい。

適当にバス会社を選んで「何時に出るの?」と聞くと、

「いまだ、もうすぐだ」と。

値段も手頃だし、じゃあそれで、といってプラットフォームに行くと、

バスの姿はどこにもない。



チケットをよ~く見ると、出発は一時間後になっている。

これだよ。

この適当さ。



一時間も待つ気はないので、キャンセルするためにチケットブースに戻る。

しかしちょうど昼食時のためか、応対した奴は奥で飯を食い始めてた。

「出発は今じゃないじゃないか。キャンセルだ」

と近くにいる奴に言うけど、

「あいつに言ってくれ」

と奥にいる奴を指差す。

「じゃあ呼んで来い」

そいつが奥の奴に声を掛けるも

「いま飯食ってるから後にしろ」みたいな感じのことを言ってきた。

てめえ、何様のつもりだ。。。

もちろんそんなに待つつもりはないので文句を言いまくって、

即座にキャンセルする。



隣のバス会社は、正直に(?)何時発だよと言ってくれたので、

こっちのバスで行くことにする。

結局出発時間はほぼ同じだったけど…

まあ気持ちの問題だ。



アスンシオン市内を一時間ほどかけて客の呼び込みをする。

そして座席にも通路にも人がいっぱいになったころ、

ようやくアスンシオンを抜け出した。



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途中で超ミニスカートの制服のチパ売りのおばちゃんが乗り込んでくる。

何人かの売り子を見たけど、

大抵みんな割腹がいい、というか肉付きがよろしい人たち。

なぜそんなピチピチの制服にするんだろう。






5時間ほどで41km地点に到着。

懐かしのスーパーや食堂が目に入る。

そしてペンションソノダへ。

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何だか帰ってきたという感じ。

しばらくの間滞在していた場所に戻ってくるというのは、

新たな場所に来たときとまったく感じが違う。

ドキドキ感・緊張感・不安といった要素はなく、大半を安堵感が占める。



そう、再訪するというのは気分的に非常に楽。

旅していて新たな土地に行くときには多少なりとも不安な気持ちになる。

でも少しでも知っているというのは、気持ちをすごく軽くしてくれる。

その心の余裕というのは必要なもの。

それがあるとないとでは見えてくるものも違ってくる。



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宿の人たちは相変わらず暖かく迎えてくれた。

ここでも前回と同じ部屋、というわけにはいかなかったけど、

一年前とほぼ変化はなく、勝手知ったる我が家のような感じ。

宿泊者のメンツはもちろん違うが、

心に余裕があるからか、初対面の人とでも臆することなく接することができる。



でも宿泊者の半分くらいの人は、再会となる人たちだった。

アジアでもそういう面があったが、特に南米では再会する率が高い。

長期の旅行者が多く、旅のルートも似てくる傾向があるため、

2度3度の再会は珍しくない。

個人的には最高6回の再会があった。

連絡を取り合って会う場合もあるが、道端や宿でバッタリなんてこともしばしば。

このような出会いも旅の醍醐味のひとつ。



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出会いということでは、また嬉しいことがあった。

このイグアス市の人たちで、自分のことを覚えてくれていた人がいたこと。

中には名前まで覚えてくれていた人も!!

一年前の訪問で、宿の人たちならともかく、

それほど交流があったわけでもない、たった1日のみの交流しかなかった人まで。



ペンションのオーナーの親父さんも

「あなたは忘れないよ」みたいなことを言っていた。

ん?何かやらかしたっけ???



何にせよ、多くの出会いと別れがある中で、

その人の記憶に残る、残っているというのは自分としても嬉しいし、

相手に対しても、何かしら(たとえほんの僅かでも)の影響を与えているとも考えられる。

記憶に残る、影響を与えられる、そんな人になれるよう、

これからの言動は大切にしていきたい。

まあそうでなくても、単に覚えていてくれたということだけで嬉しいものだけど。



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ここイグアス市では、皆とくに何をするわけでもなくのんびりと寛いでいる。

そしてその生活にアクセントを加えるのが、曜日限定の行事。

まあ行事というほどのものでもないけど、

火曜日はお餅・大福販売の日。

金曜日は豆腐販売の日。

土曜日曜はラーメンの日。

他にもいくつかあったけど、些細といえば些細なことだが、

それを楽しみに滞在しているふしがある。



日本にいれば、欲しいものは大抵揃っているし、いつでも買うことが出来る。

だからか、物の有難味、のようなものが多少希薄になっている気がする。

欲しいものに対する期待感、高揚感。

そのような日本では忘れてかけていた気持ちをここでは味わうことになった。

「明日豆腐が買えるよ!!」

このようなことは日本にいてはまったく思わないことである。



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余談だけど、この豆腐がまた美味いことこの上ない。

美味さの秘訣を聞いたところ、

「いや~、特にないですよ。ここの大豆を使って、それに水道水使ってますしね~」

とのこと。別に何か隠してるワケでもなさそうだし、一介の旅行者に隠す必要もないだろう。

要は素材がいいのだろう。水道水と言ったって、井戸水らしいし。



滞在中、宿泊者600人記念アサードが開催された。

前回の一周年記念アサードも堪能させて頂いたのに、運がいい。

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宿のスタッフのあきくんが肉を焼いて振舞ってくれる。

もてなされているようで、これまた気持ちいい。

肉も部位のよって味が結構変わってくる。

それにしても仲間で食事をつくって食べる。

それも屋外で。

ホントに楽しいひと時。





イグアス市からバスに一時間ほど揺られると、

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雑然とした、ブラジルとの国境の町シウダー・デル・エステに到着。



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もちろん、というかここにも中国人は多い。



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中心部はいたるところにモノが溢れ、道行く人の目を楽しませてくれる。

まあでもよく見ると、商品は同じようなものが多い。

このごちゃごちゃした雰囲気。

まるでアジアの町にいるよう。

このような雰囲気は落ち着くというのは変な表現かもしれないけど、

この雰囲気に身を置くのは居心地がいい。



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パラグアイカラーのバス。

ベンツもいろんなタイプの車をつくるなぁ。






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高地から降りてきて、パラグアイを前回のルートをトレースするようにまわり、

夏を本格的に感じるようになった。

そう、夏だ、カーニバルだ!!

ということで、いざブラジルへ!!



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パラグアイ・ブラジル間の国境を結ぶ橋。

2009.04.12 Sun l 19:南米:パラグアイ l COM(4) TB(0) l top ▲
ブラジル:サルバドール(2009年2月)
Brasil : Salvador (02/2009)
(地図は右のルートマップを参照)



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パラグアイのシウダー・デル・エステからブラジルのサンパウロへ15時間。

3時間の休憩を挟み、サンパウロからサルバドールへ34時間。

丸2日間バスに揺られ、やっとのことで到着。

南米をある程度旅していると長時間のバス移動もそれほど苦ではなくなってくる。

まぁバスも乗り心地は悪くないし。



ブラジルのカーニバルと言えば、リオのカーニバルが有名だが、

やってきたのはサルバドール。

サルバドールはバイア州を代表する都市で、

植民地時代の奴隷貿易以来、ブラジルの中でもアフリカ色が濃い。



宿は前回もお世話になった「青い家」。

前回は僅か1週間弱の滞在だったにも関わらず、

ここでも宿の人が覚えていてくれた。

そして多分一回しか訪れていない隣の旅行会社の人も…

これには驚いたけど。



カーニバル期間中はほとんどの宿が値上げをし、

「青い家」も一泊60ヘアル(約2400円)

ユースホステルは100ヘアル(約4000円)と高い。

割引してくれるとは言ってくれたけど、

もっと安く快適に泊まれるアパートを借りることにした。

友人の助けもあり、すぐに見つかった。

1週間で70ヘアル。つまり1日10ヘアル(約400円)と激安。



宿を移ると言ったら、宿のおばちゃんが、

「どこに行くの? アパート借りるの? 何なら紹介するよ」って。

オイオイ、宿経営してるのにアパート紹介するって…

損得を抜きにして人の世話を焼いてくれるような、

ブラジル人の人柄、何だろう、大らかさというのかな、

そんなところが大好きだ。






カーニバルは、

「CAMPO GRANDE - AVENIDA」

「BARRA - ONDINA」

「CENTRO HISTIRICO」

の3箇所で主に行われる。



そこで選んだ会場は、

「PRAIA DE PIATA」

え~「PALCO DE ROCK」というイベントをやっている会場で…

カーニバルが何だ!!って感じのロック野郎が集まるところ。。。
(勝手な推測だけど…)

反体制の精神を持っているけど、きっちりと政府から支援されているのが微妙なところ…

カーニバルのパンフレットの最後のページにもしっかりとプログラムが載っている。



カーニバルを楽しむために来たのに、なぜかロックに行ってしまった…

というのも、新聞での紹介で

ネオゴシックに影響を受けたロック、

フォークインディーロック、

ハードコアと80年代のパンクを併せたロック、

などなど、その表現が何とも微妙で気になったから。。。

スイスからもアーティストを呼ぶという意気込み。

まぁ何でスイスなのかはよく分からないけど。

何となく面白そうなので行ってみた。



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ここがその会場。横は海。

そこそこ人は集まってたような。

会場にはやはりというか、全身黒づくめの服装をした人が大半だった。

真夏のサルバドールでご丁寧に黒のロングコートにブーツを履いてる人も…

ご苦労様…



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不思議とまったりとした空気が流れてたような気がした。

こんなにのほほ~んとロックを聴くのは始めて。

一番盛り上がってたのは、スイスからの客人たちだった。

どの辺りがフォークインディーロックなのかは全然分からなかったけど…

のどかに、平和に、ロックコンサートは行われていました。ちゃんちゃん。

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前置きはこの程度にしておいて、さてカーニバル。

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(たぶん)メインの会場である「BARRA - ONDINA」では、客席も設けられている。

お金を持っている人たちはここから高見の見物というわけ。

海岸沿いの通りで、道幅も結構あり、会場としてはなかなか。


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そこに荷台がステージと化したトレーラーが次々とやってくる。


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超有名なアーティストから無名???のアーティストまで様々。

そこのアーティストのTシャツを買うと、

トレーラーの前後左右に張られたロープ内に入ることができ、

(いろんな意味で)安全に移動でき楽しむことが出来る。






「CAMPO GRANDE - AVENIDA」会場は、

繁華街の車が通る少々広めの通りを歩行者天国にして行っているので、

「BARRA - ONDINA」会場ほど道幅は広くないけど、

その分というか、ホント町中で行われている感じがある。

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ちなみに自分はTシャツは買わなかった。

同じ場所で待機して、トレーラーが来たらその場を一緒に楽しんで、

気に入ったらしばらく付いて行くという方法をとった。

次々とトレーラーはやってくるから、その方がいろいろと楽しめるし。

まぁどのアーティストがいいのか良く分からなかったというのもあるけど…



それに人気のアーティストだと、

せっかくロープ内に入っても、混みこみでまともに動けなさそうだったし、

トレーラーのずっと後ろの方とかになっちゃうと、アーティストの姿は見えないし、

などなど、あまり利点がなさそうだった。



それにしても、どっちの会場もすごい盛り上がりようだった。

大合唱が始まったりすると、何だか分からなくなるくらい。

それにみんな踊るのが好きだから、音楽があれば自然と体が動いてしまうようで、

みんな密着して身動きがとれないほど混んでいても、踊ってしまう。

女の子で背丈はそれほどでもない子でも、

その腰振りのパワーはどこから生まれてんだってくらいパワフル。

そのケツに吹っ飛ばされるほど。。。



祭りにケンカと、酒ではなくスリは付きもの、ということで、

どっちも良く見かけた。

まぁケンカは周りが止めるからすぐに納まる。

知り合いでカメラ盗られた人もいたし、

逃走現場も何回か見たし、

ポリスに捕まったのも何回か見た。



音楽的にも気に入ったのが多かったし、

みんなが盛り上がる雰囲気も大いに楽しめた。

けれど、カーニバルというより、

移動する屋外コンサートのような感じと言えなくもなかった。

自分のカーニバル像と合わないだけのことなんだけど…






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個人的に一番気に入ったのは「CENTRO HISTIRICO」

ここは他の会場と異なり、多かったのは太鼓隊。



カトリック教会の暦で公認されているラテンアメリカのカーニバル(謝肉祭)は、

四旬節直前の数日間繰り広げられる祝祭である。

異教徒とキリスト教徒の祭りを組み合わせたこの祭りは、

仮装舞踏会、賑やかなパレード、音楽、サンバなどのダンス、

などで盛り上がる。



黒人の多いサルバドールのカーニバルは、

主にアフリカと欧州のラテン系の両方の影響が融合したもの。

この「CENTRO HISTIRICO」で行進するグループたちは、

打楽器中心のリズムに合わせて踊るアフリカの宗教的舞踊から派生したもの

(ではないかと思われる)

余談だけど、様々なドラムは神々を呼び出す超自然的な力をもつ楽器と

考えられているようである。



ということで、サルバドールのカーニバルらしいといえば太鼓隊だと思うし、

理屈ぬきで何よりも打楽器が生み出すそのリズムが、凄く心地よかった。

体の芯から揺さぶられもする。

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いろんなグループが狭い路地を練り歩いた。

参加者は老若男女問わずという感じ。

サルバドールのリズムというものがあって、

(それを言葉で説明するのは難しいのでパス)

それを基本にしているところが多い。

そのリズムを生み出す人たち、それに合わせて踊る人たち。

町がリズムで満たされ、町と人が一体になる。

その感じが堪らなく良い。



また、セントロにはカーニバル期間以外の普段の日でも

週に3回ほどイベントを行う小さな広場のようなところが3箇所あり、

カーニバル中も毎日何かしらイベントが行われていた。

行ったイベントは全て無料。大抵が無料だと思う(未確認…)

昔(80年代とかに)流行った、もしくは流行ったような曲(あるいは曲調)が流れ、

若者だけでなく、年配の人や、親子とかで、みんな踊っている、

何だか町内会の催し物、って言ったら失礼かもしれないけど、

とてもアットホームな雰囲気が流れていた。



話は少し前に戻るけど、

あのTシャツ、有名なアーティストのものだと何万円もするみたい。

有名なアーティストでも無料で買えるところは、

名前は忘れたけど、わずかに一組だけらしい。

トレーラーをはじめとして、金がかかるのは分かるけど、

どうにも商業主義の匂いがプンプンして気に入らない。



カーニバル、商業主義が前面に出てきている中で、

セントロで行われているようなイベントは何とも嬉しいし、

何て言うか、ホッとした。

祭りはみんなが楽しめないと、ね。



そんなようなことを感じもしたけど、ずっと気にしていたわけでもなく、

カーニバルはとても楽しめた。



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サルバドール、居心地のよい町だった。

ぜひまた来たい。できればカーニバルの時に。


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やっぱ打楽器がいいね。

2009.04.28 Tue l 20:南米:ブラジル l COM(0) TB(0) l top ▲
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