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ブラジル:ベロ・オリゾンチ(2008年5月)
Brasil : Belo Horizinte (05/2008)
(地図は右のルートマップを参照)



brasil-ベロオリゾンチ




      私は人工的な直線には興味がない。

      私が魅せられるのは、自由に流れるような感覚的な曲線である。

      私は曲線を発見する。故郷の山々の稜線に、

      うねる川の流れに、空に浮かぶ雲に、

      そして私が愛してやまない女性の体の線に。

      曲線が宇宙を形づくっているのだ。

      アインシュタインの曲線的な宇宙を。

                       オスカー・ニーマイヤー





リオ・デ・ジャネイロのところでもチラッとふれたオスカー・ニーマイヤー。

「美しい地平線」という意味のベロ・オリゾンチに

パンプーリャと名付けられた新市街地のプランを任せられた。

これは彼がそこでつくった教会、フランシスコ・デ・アシス教会。

brasil-ベロオリゾンチ



brasil-ベロオリゾンチ



brasil-ベロオリゾンチ

小鳥と話すことができたというアッシジ(イタリア)の聖フランチェスコに

ささげるに相応しいやわらかなイメージをもつ教会。



湖のほとりに、その地形や周りの木々の輪郭に合わせるように

柔らかな曲線で構成されており、

それは機能主義全盛の20世紀半ば(1940年)に

「普通とは違う建築、人々の驚きと感動を喚起する自由な造形」

を意図されてつくられた。



実験的な試みで、そこには普通の教会にある螺旋状円柱も天使像も存在しない。



外観の柔らかく、軽快な姿には心惹かれたけど、

実際、中の空間には特に心動かされなかったなぁ。

光の扱い方がイマイチ理解できなかったし。

祈りの場に必要な新たなモノ・解釈が分からなかった。



前にフィンランドで見た、アアルトのヴォクセンニスカの教会と比べると

(比べる必要はない気もするけど… そのときこれを思い出したから)

空間の質の差が圧倒的に違った。



驚きはあったけど、感動は喚起されなかったなぁ。





ホントに自由な造形になっているのか?

ある意味縛られているのではないのか?

自由とは何なのか?

いいモノってなんなのか?

なんてことをふと思った。



う~ん。。。

まっ、いまも答えは出てないけど…



brasil-ベロオリゾンチ



brasil-ベロオリゾンチ



曲線は、というか曲線でなくても、

見る角度によって見え方は変わるし、

それに、あ~写真って面白いなって思った。

ここを素材に、いろんな写真撮って遊んじゃった。

いつもはオートで撮ってるけど、もっといろんなテクニック覚えて、

興味深い写真撮ってみたいなぁ。



brasil-ベロオリゾンチ



brasil-ベロオリゾンチ



brasil-ベロオリゾンチ



brasil-ベロオリゾンチ




brasil-ベロオリゾンチ


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2008.08.06 Wed l 20:南米:ブラジル l COM(0) TB(0) l top ▲
ブラジル:クリスタリーナ(2008年5月)
Brasil : Crystalina (05/2008)
(地図は右のルートマップを参照)



「そこら掘ればクリスタルが出てくるよ」



その一言で、予定になかった&名前も知らなかったクリスタリーナ行きが決まった。

ベロオリゾンチから夜行バスでブラジリアの手前の町クリスタリーナへ。



着いた瞬間、あらって感じだった。

なんちゅう寂れた町。というかパッと見、魅力がない。

町中がクリスタルであふれているような絵を

勝手にイメージしてしまったのもあるけど(笑



明るくなるのを待ち、荷物を預け、いざクリスタル掘りへ。

町中は舗装されているけど、ちょっと外れれば土が見えてくる。

そこらを歩いていると。。。



お~お~、あるじゃん、クリスタルが。

掘ればある、っていうか落ちてる(笑



まあ正確に言うと、

クリルタルが混じった(ような)石がそこら中に落ちてて、

掘ってもどんどんクリルタル混じりの石が出てくるって感じ。

たまに純度の高いのもあるけど、大抵は透明度は低い。

いいモノはもうほぼ掘りつくさているんだろうなぁ。。。

冷静に考えれば…

そりゃそうか。



ちなみに町はこんなのどかなところ。

意外と居心地もよく、ブラジルの地方の小さい町も見ておきたかったので、

一泊しちゃった。

brasil-クリスタリーナ



brasil-クリスタリーナ



brasil-クリスタリーナ



brasil-クリスタリーナ



ここは他の都市よりも宝石が安く手に入るので、石好きとしては我慢できず

クリスタル、アメジスト、アクアマリンを買ってしまった…

ちっこいのだけどね。



町中はクリスタルであふれていなかったけど、

日本でいう、道路にある目が悪い人用の黄色い印(何て言うんだっけ…)、

あんなようなのがクリスタルで出来てた。

地味~に、しかも消耗品として贅沢にクリスタルが使われてた。



なんでクリスタルで出来た都市を想像しちゃったんだろ…

街路や公園とかにクリスタルで出来たモノが溢れてると…

さすがにそんな街はないか。。。



でも、そんな街がひとつやふたつあってもいのになぁ。

世界は広いから、もしかしたらあるかもね。



商品としてだけではなく、

街のために、

街にクリスタルを使えば、

もっと興味深い、人をひきつけるような街になり、

有名になったかも。

クリスタルシティとして。

2008.08.08 Fri l 20:南米:ブラジル l COM(3) TB(0) l top ▲
ブラジル:ブラジリア(2008年5月)
Brasil : Brasilia (05/2008)
(地図は右のルートマップを参照)



brasil-ブラジリア

カテドラル・メトロポリターナ



brasil-ブラジリア

国会議事堂



brasil-ブラジリア

外務省



brasil-ブラジリア

最高裁判所



今回は場所が場所だけに、思いっきり建築・都市デザインの内容。



1955年からブラジル中央高原の荒野に一から建設されたブラジルの新首都。

町の設計はブラジル建築界の巨匠2人、

オスカー・ニーマイヤーとルシオ・コスタが担当した。

これがそのプラン。

brasil-ブラジリア

赤いところが街区。



これはもっと初期段階のプランかな。

brasil-ブラジリア

「パイロットプラン」というコンセプトで、ジェット機形に街区が配置されている。



模型でみるとこんな感じ。

brasil-ブラジリア



パッと見、図面だけ見ると何かカッコイイんだけど、実際に町を歩いてみると…

まあ生活したくないな、っていうのが本音かなぁ。



まさに自動車中心の都市。歩いては町で生活するのは困難だし、イラつく(笑



当時(1950年代)の時代風潮を考えれば仕方のないことかもしれないけど

1960年にはそのような自動車中心社会を批判するような考えも出てきてたんだし、

今では最早その考えで町の方向性を考えているところはないだろう。

先が読めなかったのか、本当に必要なコトをより深く考えなかったのかもしれない。

もしかしたら大統領の注文だったかもしれないけど。



設計者は実際に町を歩いているところを想像し、歩いてみたのかな。

「ここに階段があったら」

「なんでこんな遠回りしなきゃならないんだ」

「横断歩道に信号もないし、人は通るなってことか」

「この道、人が通ることは考えられてないぞ」

「なんだこのつまらない景色が続く歩道は」

「暑いぞ、木陰が欲しい」

etc..

枚挙に遑がない。



brasil-ブラジリア

だだっぴろい空間。適当に木を植えただけのような気がする…

その空間で、彼らは何か行われることを想像したんだろうか。



brasil-ブラジリア

何これ?

確かに見通しが良く、ブラジリアの象徴でもある国会議事堂へのビスタが効いてるけど、

この一等地、使い道がない…

大集会とか、一時的な用途はあるかもしれないけど、

普段は…

ここで本当に必要なことはビスタを通すことなのか?



でも、コルビュジェのチャンディガールよりはいいし、

(住宅街の方の街区は、割と小分けにされているし、その他の点でも)

イスラマバードと比べると、う~んどうかなぁ。



まぁ偉そうにこんなことと言ってるけど、

町をデザインするっていうのは本当に難しいことだと思った。

ある程度学生時代にそれは実感してたけど。



「無」から何かを生み出すっていうのは、

好きなようにやれるから簡単なことに思えるかもしれないけど、

何も取っ掛かりがないから逆に難しいのかもしれない。



brasil-ブラジリア


曲線美が素晴らしくカッコイイ。

確かに自動車で移動する分にはスムーズに動くし(バスに乗って体験済み)

交通の流れが良くなるようにデザインされているから、

運転していて、そんなにストレスはないかもしれない。



だからある意味では素晴らしく出来がいい都市。

でも町では必ず人が行動するのだから、それを無視しては考えられないはず。

全て自動車で済ませるのには無理があるだろう。



新都市を設計するということは、

そこでどのような生活がなされ、

どのような人間関係が生まれるか、

という新たな提案をするようなもの。



そのためには、本当にあらゆる視点からその提案を考えて、

そして見直すという作業が必要である。

そしてそれを形に仕上げるのが建築家・都市デザイナー・土木の仕事。



ブラジリアでは、その視点がいくつか欠けていたのかな。



いや~、ホント難しいけど、やりがいのある仕事だなって思った。

まぁ、もうこんな大事業はないだろうけど。

でも町興しとかまちづくりとか地域活性化とか、同じことでしょ。



あっ、ここって世界遺産に指定されているけど、ど~いう選定理由だったんだろ。。。

う~~~ん。
2008.08.11 Mon l 20:南米:ブラジル l COM(0) TB(0) l top ▲
ブラジル:ブラジリア(2008年5月)
Brasil : Brasilia (05/2008)
(地図は右のルートマップを参照)



brasil-ブラジリア




前回に引き続き建築・都市デザインの内容。



都市デザインの面からみるとブラジリアはイマイチだったけど、

個々の建築では良いのがあった。

主要な建築物はブラジル建築界の巨匠オスカー・ニーマイヤーによって設計された。



カテドラル

brasil-ブラジリア



brasil-ブラジリア

柱や梁、スラブなどは存在せず、16の弓状の構造体だけが接地していて、

あとはそれが上空へ向かって伸びているだけの単純であり大胆な構成。



アクセスは狭い地下トンネルだけで、暗闇の先に光で満ち溢れた空間があり、

そこはステンドグラスで飾られ、これまでの教会とは一線を画する。



構造でも当時にしては恐らく限界に挑戦していたのだろう。

でもその大変さは見ていてまったく分からない。というか見せていないのか。

一般の人にとってもとても分かりやすい建築。



「私はまったく新しい教会の建設を試みた。十字架や聖人像は必要ない。

光と影の道を越えた先に無限に広がる空間こそが祈りを伝導してくれる。

そんな芸術をつくりあげたかった。無限の探求の中で美しい聖堂は完成した。」



たぶんこれはこのカテドラルのことを言っているんだろうけど(実際、十字架はあるけど…)

「教会」を自分なりに解釈し、そのためにどのような空間が必要か考えた結果がこれである。

いいねぇ。でも「無限に広がる空間」、個人的には天井部分
(?16の構造体が上部で接しているところ)

がなければいいのになぁって思ったけど、まあいろいろ検討した結果、

彼にとってはこれが最善だったんだろうなぁ。



brasil-ブラジリア





ドンボスコ

brasil-ブラジリア


上記のカテドラルとはまた違った箱型の教会。

ん、そ~いえばこれは誰が設計したんだろ。。。



青のステンドグラスがつくりだす空間。

これもまた興味深い建築。



自分はクリスチャンではないから、実際教会がどのようなことをするところなのか

正直はっきりとは知らない…。

「祈り」というものがどのようなものなのか。神との対話とは。。。



まあそんな理屈を抜きにしても、ここは安らげる心地よい空間だった。

brasil-ブラジリア






外務省

brasil-ブラジリア

外務省は国際社会の中におけるその国の窓口でもあり、

この施設は各国からの客をもてなす場でもある(たぶん…)

そう考えると、この建物はそのための機能を十分に満たしたものになっている。



brasil-ブラジリア
ここには真ん中に2階への階段と少しの椅子、そして端に小さな庭園があるだけである。

客を迎える入口としては何とも贅沢な空間。

無柱空間が空間の広がりを感じさせ、

奥の庭園の明かりがこの階に明るさの差異をつけており
(この写真ではちょっとその感じは出てないけど)、

また天井高の変化もあって良い感じ。

brasil-ブラジリア

2階への階段。この階段のために1階が存在していると思わせるくらい存在感がある。



もてなすための空間が各階にある。

歴史的な調度品で飾られた部屋、屋上庭園などなど。



brasil-ブラジリア



brasil-ブラジリア




その建物がどのような機能を欲しているかを知り、その要求を満たし、

なおかつ創造的で、表現された形そのものの美しさが加わっている。

う~ん素晴らしい。ブラジリアの中ではこれが一番気に入ったかなぁ。



ただ残念だったのが、その他の機能を請け負っている(と思われる)後ろの建物が…

後ろの建物の方が大きいから、正面に立って見ると、後ろの建物が邪魔して、

せっかくのこの建物の魅力が半減しているような気が…





あとはサクサクッと。

brasil-ブラジリア



brasil-ブラジリア

ここもニーマイヤーらしく曲線を多様した美術館。1階(?下のフロア)は無柱空間。

2階の床は天井から吊っている。そのため空間が広々としており、配置も自由に行える。

照明も球体を活かし、考えられている。






国会議事堂

brasil-ブラジリア



brasil-ブラジリア



brasil-ブラジリア

ふむふむ。





ホントはもっとじっくり見たかったんだけど、

安宿営業停止命令みたいなのが政府から出せれていて(理由は不明)

一泊二日で早々に立ち去らざるをえなかったのが悔やまれる。



ちなみにここの近距離バスターミナルの食事、めちゃ安。

ブラジル周った中では最安。

あと、タワー下の露店の5~6ヘアルの食べ放題もオススメ(昼間のみかな?)

2008.08.17 Sun l 20:南米:ブラジル l COM(2) TB(0) l top ▲
ブラジル:サルバドール(2008年6月)
Brasil : Salvador (06/2008)
(地図は右のルートマップを参照)



バイーア州の州都サルバドール。

18世紀半ばまでブラジルの首都として栄えた。

サトウキビ産業のためアフリカから多くの黒人が奴隷として連れて来られた。

彼らが持ち込んだ音楽・舞踏・宗教・衣装・料理など様々なアフリカ文化がこの地に溶け込み、

独自のアフロ・ブラジリアン文化が生まれた。



brasil-サルバドール



brasil-サルバドール



brasil-サルバドール





カポエイラ。



ほぼブラジル全土で行われている格闘技 or 踊り or 遊び or etc..

人によってその受け止め方は違うようだ。。。



踊っているようだけど、途中で蹴りなどもある。

回りで楽器を弾いている人たちがいて、歌も歌う。



その起源は明らかになっていないけど、

アフリカ人が奴隷として生き抜いていくための必要に迫られ

ブラジルにおいて創りあげたもので、アフロ・ブラジリアン文化の典型でもある。



世間では格闘技的な側面が強調されたカポエイラ・ヘジオナウという流派(?)が

主流になっているようである。



これに対して伝統的な要素を強調したカポエイラ・アンゴラという流派がある。

動きは遅めで地味だが、そこには奥深い駆け引きが隠されている(らしい)。



サルバドールといえばカポエイラ。

カポエイラといえばサルバドール。

ということで、アンゴラを習ってみることにした。



brasil-サルバドール




brasil-サルバドール




まずは弦を張るところから。

ビリンバウという弓のような形の楽器の演奏もマスターしなければならない。



これが意外と難しい。

音を共鳴させるひょうたんが付いているのだが、

音を響かせるときには、このひょうたんを体から離さなければならない。

体から離すと楽器を持っている手のバランスを取るのが難しく、

さらに歌も歌うのだが、歌を歌うと刻むリズムが分からなくなるし、

リズムに気を取られていると歌が分からない。

それに何て歌っているのかも分からない(笑

まあこれは慣れなんだろうけど、始めは結構大変。



技は足技がほとんど。

それらはジンガと呼ばれる基本ステップの中から繰り出される。

ジンガはスピードスケートの動きに似ている(かな)

前進するわけではなく、その場で左右にステップを踏む感じ。



まあ言葉で説明するより映像で見た方が早いか。。。

こんな感じ。クリック
ジンガはほとんどやってないけど。

こんな感じ。クリック
ビリンバウの演奏も見れる。


攻撃も防御も円運動を中心にして行われる。

手を使うのは最終手段で、普通は体全体をさばいて避ける。

カポエイラはリズムに乗り、技のやり取りのなかで相手のミスを誘い、

スキをつき示していく。



結構なハードワーク。普段使わない筋肉を使っているので体にも応える。

とりあえず体全体で伏せるようにして技を避けるネガティバというのはマスター。

ってカポエイラやってる人からみれば、

これがどの程度がすぐにバレてしまうだろうけど(笑



ここまでマスターしたからには、

サルバドール以北の旅において、

「空手やるの?」みたいな感じで言われると、

「カポエイラを使う」って答えていたのは言うまでもない…

そして子供たちと一戦を交えていた。。。



brasil-サルバドール





brasil-サルバドール





意外と(?)リオやサンパウロでやっている人たちの方が上手かった気がするけど…

まあもともとはリオで盛んだったようである。



1960年代後半から70年代にかけて、貧しい東北部から豊かな南部へ

多くの人が労働移民として流れ込んだ。

バイーア州からも例外でなく、その中には当然カポエイラをするものも多くいた。

不慣れな大都会にあっては同郷の者同士の強い結束が必要だった。

そんな彼らが日曜日広場に集まれば、仕事や故郷の話をし、

そして誰ともなくビリンバウを弾けばカポエイラが始まり、郷愁を癒してくれた。



ホント、うまい人の動きは流れるようで綺麗だし、

アクロバティックな動きも迫力があり、ダイナミックさを感じられる。

面白いし、時間があればじっくりと習ってみたかったなぁ。

日本でも習えるみたい。





brasil-サルバドール





brasil-サルバドール




brasil-サルバドール

2008.08.18 Mon l 20:南米:ブラジル l COM(7) TB(0) l top ▲
ブラジル:サルバドール(2008年6月)
Brasil : Salvador (06/2008)
(地図は右のルートマップを参照)



brasil-サルバドール



サルバドールは音楽で溢れている。

夜にはいくつかの広場で演奏が行われているし、

店からの音楽も路上に溢れている。



中でも一番気に入ったのが太鼓隊(?)による演奏である。

子供の太鼓隊、女の太鼓隊、男の太鼓隊が

リズムを刻みながら町を練り歩いていく。



brasil-サルバドール



brasil-サルバドール



brasil-サルバドール



和太鼓とは違い、ひとつひとつの音に重みというか響きに厚みはない。

軽快な音だけど、多くの音が一緒になることによって、

和太鼓とは違った類の音の重みが出る。



音楽の3要素で、これまではメロディを何よりも重視してたけど、

リズムというのもものすごいチカラをもった要素だと感じた。



リズムを刻まれると、自然と体を動かしたくなってくる。

そのリズムに釣られて、いつの間にか太鼓隊のあとにダンス隊が続いていた。



ダンス隊の先頭を切るのはロンゲの黒人。

その黒人の踊りに、地元民や観光客の老若男女が

見よう見まねで合わせてついていく。

次第にその数を増やし、太鼓隊と一体となり

狭い路地を観客の間をぬって進んでいく。



brasil-サルバドール



体を動かしたくなってきて、いつしかその列に加わっていた。

全身を使うような踊りなので、結構ハード。

ダラダラと体を動かすのではなく、

指先まで意識するような感じで体を動かしているからか、

かなり疲れるけど心地良い。



それにしても黒人のバネというか、身体能力は凄い。

もってうまれたリズム感、躍動感、しなやかさ。

汗で輝いている肉体は美しくもあった。



brasil-サルバドール


brasil-サルバドール



また会場とかでやるのではなく、町中でやるのがいい。

町と一体となり、町にリズムが刻まれて、その町に色をつけていく。

そして音楽が日常の生活の中に息づいていく。



サルバドールのカーニバルかぁ。

やっぱ参加してみたいなぁ。

今年のカーニバルを逃したのは痛かった…

来年のカーニバルは、ん~、ちと厳しいかな。



brasil-サルバドール


2008.08.20 Wed l 20:南米:ブラジル l COM(0) TB(0) l top ▲
ブラジル:フォルタレーザ(2008年6月)
Brasil : Fortaleza (06/2008)
(地図は右のルートマップを参照)



brasil-フォルタレーザ



フォルタレーザのセントロは非常に近代的で
(中略)
中央市場とその周辺の商業地区は活気にあふれ
(中略)
ブラジル東北部の町はどこもみな美しいビーチが自慢だが、

その洗練度において、フォルタレーザの海岸はナンバーワンといっていいだろう。
(中略)
夜はライトアップされたビーチでエアロビクス教室やテニス教室が開かれ。。。



と、ガイドブックにはフォルタレーザはこう紹介されている。



町は活気にあふれ、洗練されたビーチをもつというフォルタレーザ。

名前もカッコイイし(ブラジルで1・2位を争うかっこよさでは???個人的には)

ぜひ訪れてみたかった。

名前がいいっていうのは、結構重要なポイント。



日も暮れ始めた頃町に着き、宿も適当に通りすがりのとこに決め、

早速街に繰り出してみる。

と、そこに待ち受けていたものは、



人気のない、暗黒街…



「北斗の拳」を彷彿させるような雰囲気。

頭の中では「ユワッシャ~」という歌が流れ始める。



あれ? 活気にあふれているんじゃ…

商店街も店は閉まり、シャッター通りと化している。

人はまったくといっていいほどいない。



まだ時間は6時だけど…



まあいい。ここでのお目当ては洗練されたビーチ。

気分を取り直してビーチへ!!



海辺に向かうと、多少人気が出てきた。

しかし街灯の暗さと、ここに来るまでの暗黒街のイメージで、

なんか襲われそうな気がしなくもない…



子供も遊んでいるし、大丈夫だと分かっていても、

一度怪しい雰囲気を目の当たりにすると、そのイメージはなかなか拭えない。

なるべく交通量の多い大通りを通ってビーチへ。



しかしビーチもしょぼい…

「洗練」の「せ」の字もない。

洗練されたビーチはいずこへ?

すぐ目の前は暗黒街。。。



brasil-フォルタレーザ



多少歩いていくと、そこそこ整備されたところが。

でも洗練というにはまだほど遠い。

brasil-フォルタレーザ



さらに歩いていくと。。。



結果的には、まあそれなりのビーチはあったんだけど、

「洗練度においてナンバーワン」というほどのものではないような気が…

高級ホテルや飲食店は結構あったけど、そういう意味での洗練度だったのかな。



こんな感じ。

brasil-フォルタレーザ


brasil-フォルタレーザ


もちろんエアロビ教室はないし、テニス教室もない。。。

(よく考えれば、どうすれば砂浜でテニスができるんだ…)



日が昇ってみると、まあこんな感じでそれほど雰囲気が悪いところではなかった。

brasil-フォルタレーザ


brasil-フォルタレーザ



ビーチは次に期待!!

2008.08.22 Fri l 20:南米:ブラジル l COM(2) TB(0) l top ▲
ブラジル:ジェリコアコアラ(2008年6月)
Brasil : Jericoacoara (06/2008)
(地図は右のルートマップを参照)



brasil-ジェリコアコアラ






フォルタレーザから西へ320km、バスと大型ジープを乗り継ぎ、ジェリコアコアラに到着。



ビーチ。こんな遠浅のビーチは初めて。海岸線には砂丘が。

brasil-ジェリコアコアラ



brasil-ジェリコアコアラ



brasil-ジェリコアコアラ



brasil-ジェリコアコアラ



遠浅のため海で泳ぐことはなかったけど、

砂丘の上から海を眺めているのが心地良かった。





のんびり、ボ~っと。

それにしても、何も考えないでいるのって難しい。。。



どのくらい時間が経ったのか分からないけど、

体にうっすらと積もった砂が時間の経過を示している。



風が自由気ままに流れている。

それに呼応するかのように、雲が変幻自在に姿を変えていく。



brasil-ジェリコアコアラ



brasil-ジェリコアコアラ



brasil-ジェリコアコアラ





こぢんまりとしたジェリコアコアラの街。

brasil-ジェリコアコアラ



brasil-ジェリコアコアラ



brasil-ジェリコアコアラ



brasil-ジェリコアコアラ



brasil-ジェリコアコアラ





遠浅のため、干潮に向かうにつれて砂浜が鏡と化していく。

brasil-ジェリコアコアラ



brasil-ジェリコアコアラ



brasil-ジェリコアコアラ





遥かなる海に、雄大な大空、それらをひたすら満喫。



都市で生活していると、空は狭いし、せせこましい場所が多い。

このような開放的な気持ちになれる場所も時には必要だなぁ。



brasil-ジェリコアコアラ



brasil-ジェリコアコアラ

2008.08.25 Mon l 20:南米:ブラジル l COM(4) TB(0) l top ▲
ブラジル:ジェリコアコアラ → レンソイス(2008年6月)
Brasil : Jericoacoara → Lencois (06/2008)
(地図は右のルートマップを参照)

レンソイス・マラニャンセス国立公園近くの町バヘリーニャスを目指す。
ロンプラ一押しの海岸沿い・ジャングルルート。



brasil-レンソイスへ






ジェリコアコアラからブラジルの自然遺産のハイライトともいえる

「レンソイス・マラニャンセス国立公園」

への移動は、ロンプラがBest Journeyとして勧めているルートである。



まずはCamocim経由でParnaiboを目指す。



brasil-レンソイスへ

海岸線をジープで飛ばす。

道路ではなく砂浜を走るっていうシチュエーションが何とも言えず気持ちいい。

窓から入ってくる浜風が心地よく、気分をより一層盛り上げる。



brasil-レンソイスへ



brasil-レンソイスへ

川を渡るためには船の力を借りなければならない。

橋ではなく、この渡し舟が自然の中を移動する旅に相応しい。



brasil-レンソイスへ



brasil-レンソイスへ

そしてCamocimへ到着。


brasil-レンソイスへ

海岸線を離れ、ジャングルの中へ入っていく。



brasil-レンソイスへ

海にジャングルに、移り変わり行く景色が目を楽しませてくれる。



Parnaiboに到着。ここでジープとはお別れして、バスでTutoiaへ。

このルートはイマイチ(笑) 特に興味深い景色ではなかった…



海沿いの町Tutoiaで一泊。

翌日、ここからバヘリーニャスへは乗り合いトラック(?)で。



brasil-レンソイスへ

途中まで一緒だった渋いじいさん。


brasil-レンソイスへ

町は気候にともなって、見た目にも雰囲気的にも陽気だ。



brasil-レンソイスへ



brasil-レンソイスへ



brasil-レンソイスへ

町を離れ砂漠地帯に入っていく。



brasil-レンソイスへ

砂漠地帯に水たまりが増えてきた。



brasil-レンソイスへ



brasil-レンソイスへ

どうやらレンソイスに近づいてきたようだ。

昼過ぎにはレンソイス観光の基点の町バヘリーニャスに到着。




陸路で移動し、景色を連続して見ることによって、

ある風景がいかにしてそこにあるのか、それはまわりとどのような関係にあるのか、

そのようなことが見えてきて興味深い。



レンソイスでは砂と水のもっと素晴らしい景色を見ることができるだろう。

期待に胸を膨らます。

2008.08.28 Thu l 20:南米:ブラジル l COM(0) TB(0) l top ▲
ブラジル:レンソイス・マラニャンセス国立公園(2008年6月)
Brasil : Parque Nacional dos Lensois Maranhenses (06/2008)
(地図は右のルートマップを参照)

船と徒歩でアティンス村へ。ツアーでは訪れない白砂漠の奥地へ行く。



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レンソイス・マラニャンセス国立公園。

大西洋に面して広がる白い砂丘である。

雨期には砂丘の中にいくつもの湖ができ、

不思議な光景を目にすることができるという。



バヘリーニャスの町からでもツアーなどでレンソイスを訪れることはできるのだが、

小さいLago(湖)が集まっていて美しいというウワサのアティンス村近郊へ

まずは行ってみることにした。



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バヘリーニャスからアティンス村を目指し、川を船で下る



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穏やかな水面



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川と熱帯雨林と砂丘、あまり見られない組み合わせ。



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このようなところでも人の営みがある。



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赤道直下なので日差しは強烈



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マングローブの木。いまにも歩き出しそうな不思議な形態。



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アティンス村に到着。

村の奥にルシアという人が住んでいる家があり、

そこに泊めてもらえるという情報があったので、

それをたよりにさらに奥を目指す。



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村を抜けると砂漠が見えてきた。



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砂漠の中に入ってみると。。。



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前方に何やら見えてきた。



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Lagoだ!!

しばしLagoを堪能。



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日も暮れてきた。目的のルシアの家にたどり着かなければ。。。

住所などは知らない(ない?)のでどこにあるのかは不明。



住人らしき人が通りかかった。

呼び止めて聞いてみると、なんとルシアの旦那さん。

家に案内してもらう。



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日が暮れる前に何とか到着。



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ルシアの旦那さんと子供。





この時期は雨期の真っ只中のため、当然雨が多い。

昼前くらいまで雨が降っていたので、砂丘にはいかずまずは反対側の海へ

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荒涼とした大地。



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この厳しい環境でも人は生活している。



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この地にもテーブルマウンテンが存在した…



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な~んて、実際はこんなもん。



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空のキャンバスに描かれた自然の光景

刻一刻と移り変わるその表情に見とれてしまう。



天然の美術館。

2008.08.30 Sat l 20:南米:ブラジル l COM(6) TB(0) l top ▲
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