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ボリビア:ウユニ塩湖(2009年1月・2月)
Bolivia : Salar de Uyuni (01~02/2009)
(地図は右のルートマップを参照)



ボリビアの首都ラパスに到着後、そのままバスを乗り継ぐ予定だったけど、

満席とのことでラパスに一泊。

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ケンちゃんでトゥーチャちらし寿司定食に舌鼓を打ち、

アレキサンダーカフェでの濃厚なチーズケーキで〆て、

夜行バスでウユニに向かった。



年季の入ったバスは、荒れた道をひたすら南下する。

車窓からは満天の星空が。

窓の外に視線をやると、ちょうどそこには南十字星が。

いや、あれはニセ十字の方だな…



って人間が勝手に星々を繋げて線を引いてしまっただけなのに、

ニセものとか言われてしまっている星が何か哀れに思えた…

ごめんなさい。。。



眠りに入るのが何だかもったいなく、ただ星々を眺めていた。






そして遂に、ウユニに来た!!






そして、ウユニ塩湖を見た!!






これぞ雨季のウユニの真骨頂!!













……






………






と思いきや、そこにあったのは、まるで乾季を思わせるような塩湖だった。

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この時期のウユニ。

雨季真っ只中のはずが、一月は元旦に雨が降ったきり、

それ以降一度も降っていないとのこと。



ここでも異常気象が…



満を持して来たのに…



天候には勝てなかった…



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端の方に少し水が溜まっているところがあったけど、

強風のせいで表面が波打ってしまい、鏡張りとはとても言いがたい。

BESTのウユニを見ることができるのは、ほんのわずかな期間しかないんだなぁ。



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あ~



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ガックリ。



それでもウユニは凄かった。

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一面真っ白な世界。



ほぼ360度地平線。



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これほど眩しい世界も初めて。

まわりの世界が白く輝いていて、とても直視できないほど。

そこにあるのは、白と青のみ。



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塩のホテル。



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建物のほとんど全てが塩でできている。



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ということで、壁を削ってきゅうりに振りかけて、

「いただきま~す」



塩のホテルに泊まっていたのはうちらのみ。

塩のホテル貸切。

そして塩湖も貸切。

風が止めば、



そこは完全に静寂の世界。



生き物の住まない世界。無音。



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ウユニの塩湖の夜空に浮かぶ「ウユニ」

やっぱ、ウユニは凄かった!!

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2009.02.19 Thu l 25:南米:ボリビア l COM(6) TB(0) l top ▲
ボリビア:ウユニ近郊(2009年2月)
Bolivia : Uyuni (02/2009)
(地図は右のルートマップを参照)



ウユニ塩湖を後にして、チリとの国境方面に車を走らせる。

そして標高4000m近い、San Juan村に到着。



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周りを山々に囲まれたその土地は痩せ、水も少なく、風が吹きすさぶ。

ここでは多くのリャマが放牧されていた。



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羊たちの姿も。



この村に住む人はわずか。

その人々は陽だまりに当たりながら、時折、言葉を交わしていた。



相変わらず風は強く吹き付けている。

そんな風を受けながら、ここに繰り広げられている光景を見ていると、

ふと、あぁ地球に生きている、って思った。



東京に住んでいたときは、その生活を少しも疑わなかった。

でも離れてみて、この地に立ってみて、東京での生活を思い返してみると、

東京での生活はいったいどこの世界での生活なんだろう、

あれは現実なのか非現実なのか、

そんな想いが脳裏を駆け巡った。



ここでも少しは電気も使い(ソーラーシステム)、ガスも使う。

けれども東京のコンクリートに囲まれ土を踏まない生活、

この偏り過ぎた生活を今一度考え直してみるのも悪くはないだろう。






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日が暮れ始めると、リャマたちが、人間の指示があるわけでもないのに、

一匹、また一匹と棲みかに帰り始めた。

そのように躾けられてきたのかもしれないけど、

日が暮れたら一日が終わる。そして帰る。

そう、自然の成り行き。



当たり前のようだが、自然の時の流れの中で生きている。

都市で生活していると、日が昇るのも日が沈むのも感じることは少ない。

人工的に作られた環境の中で生活することが多い。






また、ここの建物は風が強く吹き付ける方は全面壁で開口部はない。

建物の配置も、部屋の連なり方も自然の驚異から身を護るようになっている。

積み重ねられた土レンガの壁。

建築の構造が外部からもはっきりと見て取れる。



凄くシンプルで、余計なことは一切していないけど、

この建物に「建築」を感じた。

町中に建っているそこいらの建物よりも圧倒的に。

決して饒舌ではなく寡黙だけれども、言葉を発している感じ。

町中の建物は何を考えているのかよく分からないものがほとんど。






地平線がほのかに赤く照らされる頃、目の前の平野には誰もいなくなり、

静寂の世界が訪れる。

でも、まだ時折強い風が吹きすさぶ。



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宿に戻り、そこで出された野菜スープは身も心も温めてくれた。


2009.02.21 Sat l 25:南米:ボリビア l COM(0) TB(0) l top ▲
ボリビア:ウユニ近郊(2009年2月)
Bolivia : Uyuni (02/2009)
(地図は右のルートマップを参照)



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闇を美しい青が少しずつ侵食し、一日が始まる。



この辺りは標高4000mを越え、時には5000m近くになることもある。

自然界の様相も変わり始め、

植物が生きるのに厳しいこの世界では、

その光景は次第にシンプルになり始める。

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この環境で生きれるものだけが残る。



そんな過酷な世界で暮らしている動物たちもいる。



ビクーニャ。

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ピンクフラミンゴ。

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よくこんな高地で生活できるもんだ。

なんでこの生活環境を選んだのだろう。

何かから逃れてきたのか?

ここにしかないものでもあるのだろうか?






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ここには温泉もある。

朝日を見ながら。



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天然の湯だまり。






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シンプルだけど奥深く美しい世界。






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空の青色の瑞々しい輝き。

中東の深い青とも違う。

そこまで深い青ではないが、

自ら光を発しているような感じであり、清らかで透明感のある青。

軽やかであり、鮮やかでもある。

特に山の稜線辺りの青は見ていて震えがくるほど。

こんな空見たことがない。






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4000mを越す世界は大人しい美を携えていた。

そして、そんなウユニの空はどこまでも、どこまでも青かった。

2009.02.24 Tue l 25:南米:ボリビア l COM(2) TB(0) l top ▲
ボリビア:ウユニ塩湖(2009年4月)
Bolivia : Salar de Uyuni (04/2009)
(地図は右のルートマップを参照)

雨季の終わりのウユニ塩湖。トゥヌパ火山付近にて鏡張りの塩湖を見る。



ボリビア|ウユニ塩湖






今年2回目となるウユニ塩湖。

1月に訪れたときは雨季のはずなのに雨は全然降らず、

まるで乾季のような状態だった。

その後2月半ばから雨が降り出したとの情報を得てやってきた。

そして、

これぞ雨季のウユニ塩湖の真骨頂!!



… …

… … …

というわけにはいかなかった…

カーニバル後に再訪した町々で時間を費やしてしまったため、

雨季真っ只中のウユニ塩湖に戻ることはできなかった。

ホント、何やってんだ…

それでもそこに待っていた世界は決して期待を裏切るものではなった。



ボリビア|ウユニ塩湖1

塩湖が鏡となって青空を映し出す。



ボリビア|ウユニ塩湖2

こんな感じでうっすらと数cm水が溜まる。



雲が少ないのが残念だけど(映すものが少ないから)

天も地も青い空間に身を置いている不思議な気分。




ボリビア|ウユニ塩湖3

それにしてもよく映るものだ。






ボリビア|ウユニ塩湖4

塩の結晶を見てみると、みな矩形になっている。

それがピラミッドのように積み重なっているのもある。

計り知れない自然の不思議さ。



ボリビア|ウユニ塩湖5







ボリビア|ウユニ塩湖6

空の色の変化を存分に堪能することができる。



ボリビア|ウユニ塩湖7

自然がつくり出す色は、すっと身に染みてくるように

何の抵抗もなく静かに心に響いてくる。



ボリビア|ウユニ塩湖8

映し出される分、いつもの何倍もの魅力をもっている。



ボリビア|ウユニ塩湖9





夜中、月が山の背後に身を潜めた後、塩湖に繰り出してみる。

天の川がくっきりと見える満天の星空が上方にも、そして下方にも広がっている。

星々のあかりまでも映し出す。

そのため、月の出ていない夜空なのに、うっすらとほの明るい夜の世界を生み出す。



「宇宙空間に居るようだ」とはよく言ったものである。



本当にそんな感じがするのだろう、風が吹かなければ…

この日は夜に入ってから風が出てきて、なかなか止まなかった。

時折止んだときに、その「宇宙空間」を少しだけ垣間見れたけど、

じっくりと体験することは叶わなかった。

自然はきまぐれ。好条件に合致するのは難しい。






ボリビア|ウユニ塩湖10

クライマックスは早朝にやってきた。

朝日の昇る反対の西の空の刻一刻と変えていくその表情の美しさ。

それが塩湖に映り、その魅力を倍増する。

至福の瞬間。

(この写真はイマイチだけど… うまく写せなかった)



ここではただスケールの大きな自然の美しさにどっぷりと浸かるだけでいい。



この素晴らしい水鏡も帰るころには所々干上がってしまい、

もはや水鏡ではなくなってしまった。

そう考えると今年の雨季の最終日にギリギリ間に合ったってこと、かな。

チリの北部ももう少し見たかったけど、飛ばして来て正解だった。

何ごともプラス方向に考えていかないと、ね。



ボリビア|ウユニ塩湖11

あ~でも全方位全面水鏡の塩湖見たかったなぁ(笑

2009.06.15 Mon l 25:南米:ボリビア l COM(5) TB(0) l top ▲
ボリビア:ウユニ → ポトシ(2009年4月)
Bolivia : Uyuni → Potosi (04/2009)
(地図は右のルートマップを参照)



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メルカド(市場)の外の屋台で軽く朝食をとる。



ウユニ塩湖を満喫し、ポトシへ向かうことにする。

バスは定刻になっても出発しない。

人数が集まらないと出発しないのは、この辺ではよくあること。



窓から強烈な日差しが飛び込んでくる。

強烈な日差しによって車内温度は一気に上昇し

狭い座席間隔の窮屈な車内が、より一層息苦しくなる。



次第に空席は埋まり始め、出発を心待ちする。

その間にひとつ不可解なことがあった。

先に座って待っていたインディヘナのおばちゃんやおじちゃんが席を追われることである。

後からきた客が席を奪う。

でも顔の表情を見ていると、別に理不尽なことではないようだ。

「あら?仕方ないわねぇ」

席を追われたおばちゃんの表情はそんな感じである。

近郊の村までの乗客より遠方の村までの乗客が優先なのか、

あるいは立ち乗りで料金を安くしてもらって、席が空いていれば座れる、

といった仕組みなのかもしれない。



それにしても地元の人は多くの荷物を車内に持ち込んでくる。

我々旅行者は、有無を言わせず屋根の上に荷物を載せられるのだが、

地元の人は車内に持ち込み、自分の足元や通路に荷物を置く。

その量が半端ではないので、隣に座っている自分の足元にまで及んでくる。

狭いったらありゃしない。



隣には恰幅のいい三つ編みをしたおばちゃんが

(このあたりのおばちゃんはどっしりした体格の人が多い)

座席を埋め尽くすかのように、その体がクッションに沈みこんだ。

帽子にはきれいな黄色い花が一輪挿してあった。



予定より数十分遅れてバスは出発した。

ウユニの標高は3700mほど、向かうポトシは標高4000mを超す。

エンジンはうなりを上げ、坂道を上って行く。

後方に遠ざかっていく真っ白なウユニ塩湖に別れを告げ、

山間の道をポトシに向かう。



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視界が開けると、荒涼とした大地の先に雪を抱いた山々が見え出した。

雪山ということは、その高さは相当なものである。

4000m級、いや5000m級か。

しかしこの地点から眺めるとその高さをまったくと言っていいほど感じない。

対象を見る位置によって、その見え方は様々である。



山というか丘というか、波打つ地形の表面は滑らかである。

そしてその谷間から川が延びてきている。

いや、正確に言えば「川の跡」である。

その跡が妙に痛々しく感じる。

この辺りは雨季でも降水量は200mmほどだという。

しかし、その傍には畑があった。

どのような工夫をして作物を育てているのか、気になるところである。



水がないというのは厳しいことだ。

その点日本はなんと豊かなことか。

洪水に悩まされることもあるかもしれないが、

生きていくために必要なものは、少ないよりは多い方がいいだろう。



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所々に民家が見える。

廃墟になってしまったところもあるが、住み続けているところもある。

なぜこのような過酷な環境のところに住んでいるのだろうか?

ここにいなければならない理由があるのだろうか。

大きなお世話だろうが、ここより住みやすい場所は国内にいくらでもあるだろう。

当事者でないので、その理由を探るのにはいささか限度がある。

しかし、人間というのはどんな場所でも適応して生きていくのだから凄いものだ。



車窓には相変わらず荒涼とした地形が広がる。

しかしそこに住居、あるいは住居群が展開されると、

不思議とその風景はいくぶん和らいで見えてくる。



家々は気候条件から身を護るシェルターとしてつくられている。

材料はその土地で取れるもの、ここでは「土」だ。

土を固めて干して強固にした日干し煉瓦でつくられている。

その素材感により周りの景色と同調し、

そして過酷な自然から身を護るための家の在り方が、

そう、その気候条件に適応しようとしているその様子が、

自然を少し親しく見せてくれているのかもしれない。



それにしても、過酷な環境なのに、そんな風景を美しいと思ってしまう。

それはそこに住んでいない、過ぎ去ってしまう当事者ではないから言える

旅行者の単なる戯言なのか。

いや、そうとは言い切れないだろう。

どんな過酷な環境にもいいところはあるはずである。



ここでは他の場所には見られない快適な面もある。

日差しは強烈だが、乾燥した空気は心地よく、

視界と大空の広がりには限りがないほどだ。

夜になれば、澄み切った大空に無数の星々がきらめく。

そんな心地よい開放感は、ここならではのものである。



とは言ってみたものの、

やはり住むには厳しいところであるには変わりない…



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地層が多様な色を帯び始めてきた。

アルゼンチンのウマワカより色相・彩度・明瞭の点で一歩劣るかもしれないけど、

そのスケール感は見事で、見ごたえは十分にある。



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トイレ休憩、そして食事休憩のためにバスは一旦止まる。

といっても軽食程度である。

チョクロという粒が大きいトウモロコシが売られており、

こちらの人はチーズと一緒に食べる。

フルーツポンチもあった。



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場所はいくらでもあるにも、

かたまって連れションをする欧米人たち。



このようなだだっ広い目印となるものがないところでは

(ここでは立ちションするに相応しい人目に付かない陰場のような場所)

ひとりがし始めると、他の人はその人を基点として状況を把握し、場所を選択する。

例えばきれいな場所ではゴミは捨てづらいけど、

道端でも既にゴミが捨ててあるところには捨てやすくなる感覚と同じようなもの。

そんな人間の心理や、

近すぎず、遠すぎず、ある程度の距離を保つ、

その間隔の妙が面白い。



出発までその辺りをブラブラしていると、

痩せた草の間に黄色い花を見つけた。

あっ、隣のおばちゃんが帽子に挿している花だ。



席に戻り、売店で買った豆を少し隣のおばちゃんに差し出すと、

おばちゃんは嬉しそうにその豆に手を伸ばした。



この移動中に、一気にボリビアが好きになっていった。


2009.06.20 Sat l 25:南米:ボリビア l COM(2) TB(0) l top ▲
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