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ペルー:ワカチナ、ナスカ(2009年1月)
Peru : Huacachina, Naska (01/2009)
(地図は右のルートマップを参照)



骨折も治り、リハビリも終えて、エクアドルはクエンカを出発。

国境に着くまでに大半の人が降りてしまい、バス内はアットホームな雰囲気に。

ペルーの人も好意的。第一印象は上々だ。



山道をひた走る。

次第に稲田が目立ち始める。

段々になった稲田は、稲に包まれているようで見ていて心地よい。



途中には泥水の川で洗濯している人たちも。

水道は通っていないのだろうか。

泥水でも洗った方がマシなのか。

少し移動しただけでも生活環境はガラっと変わる。



温和な雰囲気の国境を越え、ペルーへ。

同じ天候でも次第に暑くなってきて、標高が下がってきているのが実感できる。

北部のピウラという町に到着。



雑踏する通りが多く、アジアっぽい雰囲気。

いや、これは表現として良くない。

ここにも独自の文化があるのだから、~風と括るのは良くないだろう。

説明しやすいからつい使ってしまうけど。



数百キロ移動しただけで、人柄が大分変わった。

エクアドルも決して人が悪いわけではないけど、

ここの人はみんな気さくで、対応の後には必ず笑顔がある。

このような雰囲気は心休まる。

いろいろ声を掛けられるけど、全然嫌な気がしない。



国が変わるだけでこうも変わるものだろうか。

それも大して距離が離れているわけでもない。

気候のせいかもしれない。

この暑くて開放的な気候がこのような人柄を生んだのかもしれない。






北部の遺跡群には目もくれず、

美しい山々を抱えるワラスを素通りして、

リマに到着。

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人口700万を抱えるペルーの首都。



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泊まった宿の部屋の天井。何と小さい塔のようなものが付いていた。



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気さくなあんちゃん。



途中で一緒になった中国人と、中国での暦の大晦日と正月を盛大な料理で祝い、

早々にリマを出発。






そしてワカチナのオアシスに到着。

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人々(って言っても日本人かな)が抱くオアシスに近い構図。

パッと見はいいけど、湖畔はコンクリートで舗装されていたり、

観光地化されてしまったような…



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でも地元の人はそんなことお構いなしに、水遊びに興じている。



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大人も童心に帰ったように。

みんな人懐っこく、人々の心は観光地化されてなかった。



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奥には見事な砂漠が。

UpDownが激しいので、ここでサンドボードで遊ぶ。

こりゃなかなか楽しい。






そして、地上絵で有名なナスカへ。

かつては凄く興味があったが、正直今ではそれほど興味があるわけではなかった。

何となく流れで見に行くことに。

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ナスカ周辺は荒涼した土地が広がる。



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地上絵の線の他にも、雨水の流れによる線(なのかな?)が多く、

地上絵の存在が分かり辛くなっていた。



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百メートル以上ある絵もあるのだが、上空から見ると意外と小さかった…






ペルー第2の都市アレキパへ。

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到着後、そのままバスを乗り継ぎ、



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ペルー、そして南米のハイライトとも言われているマチュピチュには目もくれず、



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チチカカ湖畔の町プーノに到着。



晴れの日のチチカカ湖は深い青を湛えているが、

曇りの日のチチカカ湖はただの湖だった。

チチカカ湖に浮かぶ島々を横目にボリビアへ向かった。



こうして、さくっとペルーの旅が終了した。。。


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2009.02.17 Tue l 24:南米:ペルー l COM(3) TB(0) l top ▲
ペルー:チバイ、カニョン・デル・コルカ(2009年4月)
Peru : Chivay, Canon del Colca (04/2009)
(地図は右のルートマップを参照)



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ボリビアからチチカカ湖沿いに進みペルーに入った。

以前訪れていたことと、あと体調が悪かったこともあり、

(コパカバーナでは有名なミラドールに宿泊。4面ガラス張りの屋上の部屋は

眺め・日当たりともに抜群で、昼寝していたら、高所の強烈な日差しを浴びすぎて日射病に…)

ウロス・タキーレなどの島を巡るのはやめて(アマンタニ島だけは心残りだったけど)

ペルー南部のアレキパに来た。



そこからコンドルが多く飛んでいる場所として有名なコルカ渓谷へと向かった。

世界で2番目に深い渓谷である、コルカ渓谷。

ちなみに一番はこの渓谷の隣にある。



まずはチバイという村へ向かう。

バスは坂道をのぼっていくと、荒々しい景色のなかに色鮮やかな塊が目に付いた。

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地元の民族衣装を着た人たちが土産物を売っていた。

こんな高所にて、商魂逞しいというか、う~ん凄い。

ちなみに民族衣装はこんな感じ。

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この場所からの景色はなかなかのもので、

標高4000m越えの荒涼とした景色は日本ではお目にかかれない。

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空もどこまでも青く広く、雲が自由に駆け巡っていた。



そんなこんなでチバイに到着。

チバイには温泉があるというので行ってみた。

源泉は85度あるらしいのだが、

やはりというか、温泉に引かれていたお湯はぬるかった…

温度設定が違う温泉が3つあるけど、最高でも39度(40度だったかな?)

そしてお決まりのプール形式。

一番熱いところに行ったけど、夕方ということもあってか、寒いくらい…

お湯に浸かってても鳥肌立ってたし(笑

お湯が湧き出てるところで何とか我慢できるくらいなので、

とても満足行くような温泉ではなかった。



さて、お目当てのコンドルを見に行く。

展望台のあるクルス・デル・コンドルという場所へ向かう。

コルカ川沿いに進んでいく。

チバイの村周辺もそうなのだが、この辺りには見事な段々畑が広がる。

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地形が視覚化されるというか、

等高線のように段々畑が広がっている。

建築模型で山や丘をつくったときと同じような光景。

限りある土地を有効利用するために土地が耕されていった。



そしてこの段々畑をケチュア語(インカの公用語)でアンデン、アンデネスと言う。

それが転訛して、アンデスになった。

そう、アンデスとは豊富な段々畑のこと。

つまり、山の斜面を昔から有効活用してきたということである。



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まるでパッチワークのよう。

大地を使って芸術表現しているようでもある。



ジブリの「おもいでぽろぽろ」だったかな、

確かこんなようなセリフがあったと思う。



田舎の景色は人間がつくったもの

田や畑だけではなく、森や林も。みんな歴史がある。

人間が自然と戦ったり

自然からいろいろもらったりして生活しているうちに出来上がってきた景色。

人間がいなかったらこの景色は生まれなかった。

人間は絶えず自然から恵んでもらわないと生きていけない。

だから自然も生き長らえてもらうために、人間もいろいろやってきた。

自然と人間の共同作業、それが田舎。



そう、これはつくられた自然の風景。

生活をしてくための知恵の結晶としての風景。

手付かずの大自然にはない、心が和むような、ホッとする景色。

都市部にはこのようなホッとする景色は少ない。

そこには自然との共同作業がないからだろうか。



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さて、やってきたコルカ渓谷。

遥か下をコルカ川が流れ、そこを優雅にコンドルが何羽も飛んでいる。



羽を羽ばたかせるわけではなく、風をうまく捕まえて、風に乗り、舞うような感じ。

自然の力を利用すれば、不必要なエネルギーはいらない。



写真を撮ると、それに撮るのに必死になって、

肉眼でほとんど見れなくなるから撮らないつもりだったけど、

やっぱり記録に残したくて、最後の方はカメラを持ち出してしまった。

あ~、まだまだ肉眼だけで脳裏に焼き付けるってことができないなぁ…



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やっぱ撮るのは難しかった。


2009.07.24 Fri l 24:南米:ペルー l COM(2) TB(0) l top ▲
ペルー:アレキパ(2009年4月)
Peru : Arequipa (04/2009)
(地図は右のルートマップを参照)



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      さあ窓を開けてごらん

      そこから光が流れ込んでくる

      そのとき空間が生まれる

      上から入る光

      脇から入る光

      真ん中から入る光

      そして窓の様々な形

      窓を開けて暗闇に光が入ってくる

      それが空間を造形する瞬間だ

                  Le Corbusier



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アレキパ。別名「Ciudad Blanca」白い町。



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建物が皆、近郊で採れる白い火山岩からつくられているため、そう呼ばれている。



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町の背後にはミスティ山(5821m)やチャチャニ山(6075m)がそびえたっている。



美食の町としても知られ、名物料理も多く、他の料理の質も高い。

ビルの少ない歴史的な町をゆったりと歩きながら、様々な料理を食べ歩くのも楽しい。



そんなアレキパの町に、1970年まで実際に修道生活が営まれていた場所がある。

「サンタカタリーナ修道院」

町の中心に、外界との接触を断ち、

閉ざされた生活を送っていた場所があるというのも驚きだ。



入場料30ソル(約1000円)と高額な料金もあって、訪れるかどうか迷うところ。

しかしここはとても興味深いところだった。

ゆっくりまわると見学に2時間ほどかかるといわれる場所を、

1日半、10時間もかけてしまった…

昼食を取りに一回外に出してもらって、

翌日も前日のチケットで何とか入れてもらって…



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入口から奥に進んでいくと中庭に出る。

この中庭は回廊によって囲まれている。

増築により建物は回廊で結ばれ、変化に富んだ迷路のような空間が出来上がった。



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回廊も光が反射して天井のレンガ積みを照らしている。

天井をつくるためアーチ工法でレンガを積んでいる。

その構造をあらわに見せているだけなのだが、それが装飾のようでもあり美しい。






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オレンジはパブリックな領域を、ブルーはプライベートな領域を表しているようである。



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部屋の中に入ると、白色の内壁が外壁の色の反射光に照らされて、

うっすらと色づく。



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修道層の個室に開口部は少ない。

しかしだからこそ光の入り込んでくる様が良く分かる。

光は闇によって際立ち、闇はわずかな光によってさらにその深みを増す。



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トップライトにハイサイドライト。



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その場に必要な光を必要なだけ取り入れる。



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トップライトからは光が降り注いでくる。






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院内には花が多く飾られている。



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室内から見たときに視線上に入るように。



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ひっそりと。






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闇があるからこそ光が強調される。

外の光の世界の何と輝かしいことか。



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表面を粗く仕上げることにより、壁面に表情をつけ、

時間と共にその表情を変化させていく。



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窓の窪みだけが明るく、その窓台のところは腰掛られるようになっている。

窓の明るさのため、その空間を部屋全体の中から切り離し、特別な空間にしている。

その空間は、本を読んだり、細かい仕事をしたり、会話をするための快適な空間となる。


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個室ごとに台所がついている。






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横からの光。

直接光でなく間接光。

透明ガラスの現代建築がつくりだす、均質で一様な光に慣らされた目には新鮮に映る。


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単に明るければいい、光を取り込めばいい、というものではない。



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内部はひんやりと涼しく静か。

瞑想をするには、それに適した相応しい空間があるのだろう。

沈黙の光とでも呼びたくなるような、静かな輝き。



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強烈な西日が差し込む。

迷いのない生き生きとした輝き。



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個室の天井は高い。

その天井をなめるように光が入り込んでくる。

このような光の下、修道層は何を考えていたのだろうか。






建築の最初の授業は、直方体の箱の中にどのような光を入れ、

どのような空間をつくるかということをいろいろ試すものだった。

それほど建築にとって「光」は重要な要素なのだろう。

そして正直言って、その後のどの授業よりも楽しかった気もする。



建築とは光の下における、ボリューム操作の壮大な遊びなのかもしれない。

2009.07.26 Sun l 24:南米:ペルー l COM(4) TB(0) l top ▲
ペルー:インカの聖なる谷巡り(Valle Sagrado de Los Incas)(2009年5月)
     チンチェーロ(Chinchero)
     ウルキージョス(Urquillos)
     マラス(Maras)
     モライ(Moray)
     ウルバンバ(Urubamba)
     ピサック(Pisaq) (05/2009)
(地図は右のルートマップを参照)



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アレキパからインカ帝国の首都クスコへ向かった。

クスコも数年前に一度訪れていたので、まずは前回行けなかった

「インカの聖なる谷」の遺跡や村々を訪れることにした。



まずはチンチェーロ。

クスコから32km、バスで一時間ほど。

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教会前の広場では、みんな昼食をとっていた。



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毎週日曜日には広場に小規模な市が立つ。

土産物から日用品、食料などいろいろなものが所狭しと並ぶ。

それらを売るのは民族衣装を身にまとったインディヘナのおばちゃんたち。



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帽子が印象的。



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子供も働く。

観光客目当ての土産物も多いけど、地元民向けの品も揃っていて、

見ていて楽しかった。それほど観光客も多くないので、オススメ。



「スペイン軍」対「インカ帝国軍」のチェスが欲しくなって、子供と値段交渉。

チェスは出来ないんだけど…



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土産物のセーターやマフラーなどはみんな手作り。

これが地方によって質やデザインも異なるらしい。

このチンチェーロのものは質はいいみたい。



チンチェーロからウルキージョスへ風の谷を通って行くことにする。

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遺跡の横の道を降り、谷に向かう。



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緑に覆われた深い谷がウルキージョスの村まで続いている。



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しばらくすると視界が開けている場所に出た。

下の方には緑色の小鳥たちが群れをなして飛んでいる。

その泣き声が谷にこだまする。

谷の先には雄大な山々がそびえ、

静寂の中にかすかな水の流れる音と小鳥の鳴き声が響く。

素晴らしい景色を見ながら、心地よい音に浸る贅沢さ。

この風の谷は素敵な贈り物を与えてくれた。



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途中で出会った少年。

下のウルキージョスの村から上がってきた。

これからチンチェーロまで上っていくらしい。

どうやら下で魚を釣っていたようだ。

うちらは下りだからそれほど大変ではないけど、

上りとなると結構しんどい。

でも彼にとってはこの行き来が日課と課しているのだろう。

民族衣装ではないけど、基調色の赤を身にまとっていたのは偶然???



村に近づくと畑が増えてきた。

大人たちは農作業に精を出し、子供たちはその周りで時に手伝い、時に遊んでいる。

有刺鉄線が針金ではなく、天然のサボテンを利用し、

そのサボテンからはトゥナの身がなっていたりして面白い。

トゥナとはフルーツ?のかな、こっちではよく食べられている。



観光客が珍しいのか、畑で働いていた人たちもこちらに興味を示す。

確かにここはあまり観光客はこないだろうなぁ。

しばしの会話の後、トウモロコシを手にしたまま両手を振って見送ってくれた。

そしてウルバンバ行きのバスを捕まえた。




翌日はマラスへ向かった。

バスと乗り合いタクシーを乗り継いでマラスの村へ。

まずはそのままタクシーに乗りモライへ。

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モライはインカ時代の農業試験場で、

ケチュア語で「丸くへこんだところ」という意味のようだ。



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円の直径は50mにも達し、深さは30mにもなる。

50m? もっと大きい気がするけど。

そして上と下の温度差は5~10度もあるという。

インカの人たちはこの温度差を利用していろいろな作物を育てたようだ。

それにしても深さ30mほどでそんなに温度差が生まれるものなのか?

何か別の工夫もこの円形の段々畑には織り込まれているのだろうか。



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訪れたとき、ちょうど円の中で儀式めいたことをやっていた。

他のところでは円の中心でパワーをもらおうといているのか、瞑想している人もいた。

う~ん、こういうのって実際はどうなんだろう。

本当に何かしらのパワーの類ががあるのだろうか?



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マラスの村までは歩いて戻ることにする。

稲穂が風になびき、その稲穂の海の先には4000~5000m級の山々がそびえる。

なんとも贅沢な散歩道。



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時が止まったようなマラスの村

集落の大きさの割には出歩いている人が少ない。

昼過ぎだったからか、まだみんな田畑に出ているのかもしれない。






広場の屋台で魚のフライ定食を食べ、

当初は歩いていこうとしたけど、時間が押していたので、

モトタクに乗ってマラスの塩田に向かう。

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谷の一部が塩田と化している。

想像していたよりも大規模だった。



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ここは場所を有効利用するために段々にしたというより、

水を送るシステムの都合上、谷の方が都合が良かったのかもしれない。



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上から下まで水路が続いていて、温泉(確か)を流している。

田に水をため、あとは乾燥するのを待って、残った塩を取る。

いまこの塩を持ち歩いて自炊に使ってるけど、なかなかの味。



モライにしてもマラスにしても、

自然の力を上手く利用すれば、

いろいろな恵みを自然から受け取れるということを示していた。

人間の知恵は凄い。

これまでの人たちから受け継がれてきた知恵をもっと上手く活かしていくべきだろう。

現代は必要以上に人工の力に依存している気がする。






そして最後はピサック。

火・木・日曜に市が立つというので合わせて行ってみた。

この市は、周辺のインディヘナたちが食料品や日用品をもって集まり、

一人一人の持ち場は畳み半畳ほどで、広場にはびっしりと露店が並び、

山村に住む人々の物々交換の場所だった。

というのはかつての話で、今では観光客目当ての土産物屋がほとんどで、

特にピサックの市ならではというような特色はなかった。



しかし遺跡は凄かった。

特に期待もせずに行ったのが功を奏したのかもしれないけど。



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斜面を上手く利用した建築群。

自然な朽ち方がある意味美しかった。



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圧巻な段々畑。



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この規模は凄い。

生活の、生きていくための工夫に過ぎないのだろうが、

美的な要素も入り込んでいる気がする。

それとも地形を活かすということは、

こんなにも美しくなれるということを示唆しているのかもしれない。



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インカの遺跡ではよく見られる水路。

これもただ水を運ぶという機能だけではなく、

見た目的にも美しくなるように水路が配置された気がしないでもない。

(この写真の角度だとそんな気はあまりしないけど…。

 メインカメラの写真が消えたんだよねぇ…)



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そして太陽の神殿を含めたメインの施設群。

この配置の仕方というか地形との一体感という点ではマチュピチュ以上。

(この遺跡の前にマチュピチュに行っていた)

いやそれだけではない。頂上付近にある見張り台の廃墟っぷり(?)や

他にも点在する遺跡を含めて、同等かそれ以上に興味深かった。



という予想外の出来事のおかげで、

日が暮れようとしているのに遺跡を全てまわりきれていない。

さすがに暗くなると帰り道が分からなくなるので、残念だが先を急ぐ。

でも想像以上に遺跡は大きく、行けども遺跡は続く…

オ~イ。



やっとのことで遺跡の外れに来て、ピサックの町の明かりが見えたときにはホットした。

まあ降りている途中に完全に日は落ちて月明かりで進むことになったんだけど…

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とまあ、そんなこんなで聖なる谷には魅力的な場所が多く、満足の行く訪問となった。

2009.07.28 Tue l 24:南米:ペルー l COM(2) TB(0) l top ▲
ペルー:マチュピチュ遺跡(2009年5月)
Peru : Machu Picchu (05/2009)
(地図は右のルートマップを参照)

ワイナピチュ山、ウチュイピチュ山、マチュピチュ山から遺跡を眺める。



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マチュピチュ、この有名すぎる遺跡を訪れるかどうか最後の方まで迷っていた。

以前一度訪れていたこともあり、

さらにそのときよりも交通機関・入場料が格段に値上げされていたから。

でも前回の訪問時は雲ひとつない快晴の下での観光。

マチュピチュは空中都市の異名をとる遺跡なので、

ぜひとも霧の合間から顔を出すような幻想的な景色を見たかった。

まだ完全に乾季に移ったわけではないから、見れる確率は低くはない。

そして前回は山に登って上から遺跡を眺めることができなかったので、

それも心残りとしてあった。



で、やってきたマチュピチュ。

結果的にはまたもや快晴…

昼前くらいから雲は出てきたけど、霧にはなる気配もなく、そのまま…



開門と同時にワイナピチュを目指す。

マチュピチュを訪れた人は大抵口を揃えたように、ワイナピチュ(からの眺め)は良いと言う。

でもそれが凄い疑問だった。

確かに上から遺跡を眺めることができるので、それは素晴らしい眺めだろう。

でもそうすると必然的にワイナピチュを見ることはできなくなる。

マチュピチュは遺跡と背後のワイナピチュがセットになって初めて

その魅力が最大限に発揮されると思う。

もちろん遺跡自体の素晴らしさとかもあるだろうけど、遺跡自体の眺めとして。

だから登るならマチュピチュ山って思ってた。

でもみんなの意見を確かめるためにもとりあえずワイナピチュに登ってみることに(笑



30分で登頂。頂上にはまだ数人。

どれどれ。

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左から順に、ハイラムビンガムロード、マチュピチュ遺跡、

ウチュイピチュ山(確かそんなような名前だったと思う…間違ってたらごめんなさい)

そして遺跡の奥に見えるのがマチュピチュ山。

お~、爽快。

やはり俯瞰するのは気持ちいい。



しかし。。。

バランスがやや悪いというか、やはりどこか物足りない。

遺跡だけとったら、他のインカの遺跡にも素晴らしいものはある。

マチュピチュをマチュピチュたらしめているのは、そのロケーション故にだろう。

まわりを高い山々に囲まれ、その中に浮遊するように山の上(正確には尾根)にある都市。

そして遺跡の後ろのワイナピチュとウチュイピチュの大小の山が背後からそれを支える。

その全てが揃って初めて空中都市マチュピチュと言えるのではないだろうか。



有名すぎる写真(遺跡の後ろにワイナピチュがそびえている)に

影響を受けすぎていることも一因だが、あの眺めが素晴らしいことにも異論はない。



ということで、やはりマチュピチュ山から眺めないわけにはいかないだろう。

と、その前にウチュイピチュにも行っておこう。

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ウチュイピチュからの眺め。

後ろにあるのがマチュピチュ山。

広場を囲むように遺跡群があり、奥の段々畑の連なりもきれいに見える。

バランスも良く、お~なかなかいいじゃん。



で、とりあえず遺跡見学を先に終わらせてしまうことにする。

精巧な石組みや水路など、大部分がよく残っているので、見所は多い。



そして場所に応じて、全体像の見え方も変わってくる。

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お気に入りの眺め。



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全般的に背後にワイナピチュが入るとやはり違う。

有名ポイント以外からでも十分にその魅力が伝わってくる。

それにこちらから見たほうが遺跡全体の配置のバランスがいいようだ。



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長くなってしまうのでここでは言及しないけど、

遺跡にはインカの人たちの技術力の高さなど素晴らしい点はある。

でも不自然なくらいキレイに整備されてる。

石の間の苔を取ったりしてたし。

使い続けるならメンテナンスは重要だけど、

ここは遺跡として残っているのだから、

ある程度朽ち果てた感じの方がいいかなぁなんて思ったりもした。

でも整備しないと雑草だらけになってしまうから難しいところだけど。



インカ橋を見に行ったり、遺跡をじっくり見ていたら時間がなくなってきた。

急いでマチュピチュ山へ登ることにする。

残り時間は1時間半。登頂は無理だな…

でも行けるところまで行こう。

登頂が目的ではなく、高いところから眺められればいいんだから。



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お~、いい感じじゃない。



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まだ時間はあるな、もう少し行ける。



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ここではほとんど人に出会わない。

やっと降りてきた人に、もう時間そんなにないよって言われる…

そ~だよね。。。

でももう半分まで来ているらしい。

まだ時間は30分しか経っていない。

おっ、こりゃもしかしたら行けるか?

とりあえずもう少し登ってみよう。



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そろそろ引き返そうと思いつつ、あと少し、あと少しって感じで大分登ってきてしまった。

閉門時間を考えると、もう引き返さないと間に合わない。

でも。。。

頂上見えちゃった。

行っちゃえ~ってことで、はい、登頂。

結局一時間で登ることができた。

でも閉門まであと30分…

数分しか居られないな…



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でも、でも、ワイナピチュの2500mとは違い、マチュピチュ山は3000m。

見える世界が違う。

まわりの山々と同じような高さにきている。

すごい気持ちいい。



そしてマチュピチュは。。。



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きた~

すごい。圧巻。

この眺め最高。

頑張ってきた甲斐あるわ。



この写真では分かりづらいかな。もう少しアップしてみると、

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西日を浴び、輝くワイナピチュとマチュピチュ遺跡。

ここからだと、ワイナピチュとマチュピチュ山の尾根に遺跡があり、

山々に囲まれた空中都市というのを本当に実感できる。



個人的にはワイナピチュからの眺めより、断然マチュピチュ山からの眺めをオススメ。

なんせ後ろにワイナピチュあるしね(笑

やはりセットでマチュピチュだな~



そして、その土地の地形を活かすことは大事だなと思った。

そうすることによって、唯一の、そこだけの特別なものになり得るということ。

まわりの地形を活かして、まわりの環境と一体となることによって、

そこの建築は魅力を増すこともある。

何でもかんでも造成して土地を均してから建物を建てるというのではなく、

その土地の持ち味を活かすことも大事。



こっちは人も少ないし、ゆっくりと眺めることができるので、是非。

時間は一時間かかったけど、体力的にはワイナピチュに登ったのと同じくらいかな。

こっちの方が傾斜がゆるいので、時間は長くても筋肉にかかる負担は同じくらい。



さて、この眺めを数分だけで満足することはできず、結局20分ほど滞在。

はい、閉門まであと10分ほど。

夕日とまではいかないけど、西日を浴び黄金色に輝いたマチュピチュを堪能し、急いで戻る。

何とか30分で遺跡に到着。

もう閉門時間をとっくに過ぎているので、遺跡内には誰もいない。

お~、貸切じゃん。

もう一度展望ポイントまで行き(有名な眺めのところ)、

誰もいないマチュピチュを独り占め。






あっ、あくまでここで言っていた良し悪しは「眺め(見た目)」についてだけ。

それと書いていて思ったのは、

個人的に一番気に入っていたのはマチュピチュ遺跡じゃなくて、

もしかしてワイナピチュ???(笑

確かに山のかたちもカッコイイしなぁ。



翌朝、空を見たら、いい感じに霧がかかっていた。

後日、その日に行っていた人に写真見せてもらったら、結構いい感じ。

くそ~、1日ずれてれば霧のマチュピチュだったのに。

霧に縁がない…

3度目の訪問は。。。ないだろう、な…


2009.07.30 Thu l 24:南米:ペルー l COM(4) TB(0) l top ▲
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