カナダ:ホワイトホース(ユーコン州)(2009年9月)
Canada : Whitehorse(Yukon) (09/2009)
(地図は右のルートマップを参照)

アラスカからレンタカーを返しにカナダのホワイトホースに戻ってきた。

ユーコン川に抱かれるように、人口2万ほどの小さな町がひっそりとたたずんでいる。

泊まったホステル。
北国では貴重な陽の光をより多く取り込もうとする傾向も見られる。
冬の寒さには弱いだろうけど、何を重視するかだ。
大きなはめ殺しの窓から心地よい光が飛び込んでくる。

何だか気になるデザインの映画館。味わい深い。

看板建築?
昔の建物の前面だけ残して(といってもこれは全部建て直してるけど)いる。
昔の雰囲気を残そうとしているのだろうけど、まぁこれじゃテーマパークだなぁ。
そこには建物の歴史も言葉も感じられない。

このほうが潔いかも…
昔のものを残したいならなぜ本物を残そうとしないのだろう。
理由はいくつも出てきそうだけど。。。

使い続けられている教会。
やはり本物は違う。

ユーコンからアラスカを横断してベーリング海まで続くユーコン川。
ゆったりと美しい水面の調べ。

川沿いの道に日本の提灯があったのには驚いたけど、

市民にとっては心のオアシス。
ここに住んでいる日本人の高校生と話す機会があった。
夏はまぁいいけど、
(長い)冬はやることないですよ~って。
みんな(たぶん若者)酒とクスリくらいしか楽しみがないって。
とりあえず一年は住んでみないと、その土地のことは分からない、かな。
ユーコン・アラスカではずっとキャンプ生活だったので、
ユーコンのほとりでしばし体を休ませた。
サーモンも食べて(生はさすがにダメだったけど)、
あとはオーロラ。
真夜中、町の灯りが届かないユーコン川のほとりで、オーロラの登場を待った。
アラスカ大学のオーロラ予報では、
10段階のうち真ん中のレベル5の強さのオーロラが見える可能性があるとのこと。
9月とはいえ夜はとても寒いので、静まり返った川辺でうろうろしていた。
すると前方の暗闇の中になにやら人影が。
ん、なんでこんな時間にこんなところに人がいるんだ?
向こうの人影がこちらに動き出した瞬間に、
考える間もなく、ダッシュで逃げた。
しばらく追ってきたような感じだったけど、なんとか絡まれずにすんだ。
あ~びっくりした。
でも後で分かったことだけど、
実は同じホステルの人で、同じくオーロラを待っていたとのこと。
う~ん、なら声をかけてくれ。無言で近づいてくるな~
で、結果的にオーロラを見ることは出来た。
けど、いわゆるオーロラのカーテンのような感じではなく、
うっすらとした緑色の光のかたまりみたいな感じ…
この年はオーロラの不作の年だったらしく、
8月の半ばに大きなオーロラが見えた以外はほとんど見えなかったという。
まっそれなら仕方ないっか。
冬のホワイトホースの町の様子も気になるし、
オーロラはまた次回のお楽しみにとっておこう。
ホワイトホースから、北上中に飛ばして寄らなかったバンクーバーに向かった。

途中の町で出会った木像たち。

町の特色を表そうと、町中に像がある。



世界最大のクラッシャー。木をなぎ倒していくんだろうけど、
あまりその姿は見たくないかも…
バンクーバーまでの、中でもプリンスジョージまでの道中は
素晴らしい景色に満ち溢れていた。
まわりの木々は針葉樹林なんだけど、やさしい雰囲気に満ちており、
所々に木造の家屋がひっそりとたたずんでいる。
緩やかに川は流れ、湖面は静かに周りの景色を映す。
葉や水面は太陽の光をたくさん浴びて、光輝いている。
バスの乗客は我々観光客と地元の人たち合わせて10人ほど。
赤字路線だな…
たまに休憩所に寄り、その付近を散歩する。
心地よい空気が自分を包む。
バスのクラクションが「出発するぞ~」と教えてくれる。
また座席に戻り、両側の車窓に輝く景色が流れていく。
たまにポツンと家が現れる。
このあたりにひと家族だけで住んでいて、孤独ではないのか。
何を楽しみに生活しているのだろう。
ホワイトホースの高校生の言葉がちらっと脳裏によみがえる。
Canada : Whitehorse(Yukon) (09/2009)
(地図は右のルートマップを参照)

アラスカからレンタカーを返しにカナダのホワイトホースに戻ってきた。

ユーコン川に抱かれるように、人口2万ほどの小さな町がひっそりとたたずんでいる。

泊まったホステル。
北国では貴重な陽の光をより多く取り込もうとする傾向も見られる。
冬の寒さには弱いだろうけど、何を重視するかだ。
大きなはめ殺しの窓から心地よい光が飛び込んでくる。

何だか気になるデザインの映画館。味わい深い。

看板建築?
昔の建物の前面だけ残して(といってもこれは全部建て直してるけど)いる。
昔の雰囲気を残そうとしているのだろうけど、まぁこれじゃテーマパークだなぁ。
そこには建物の歴史も言葉も感じられない。

このほうが潔いかも…
昔のものを残したいならなぜ本物を残そうとしないのだろう。
理由はいくつも出てきそうだけど。。。

使い続けられている教会。
やはり本物は違う。

ユーコンからアラスカを横断してベーリング海まで続くユーコン川。
ゆったりと美しい水面の調べ。

川沿いの道に日本の提灯があったのには驚いたけど、

市民にとっては心のオアシス。
ここに住んでいる日本人の高校生と話す機会があった。
夏はまぁいいけど、
(長い)冬はやることないですよ~って。
みんな(たぶん若者)酒とクスリくらいしか楽しみがないって。
とりあえず一年は住んでみないと、その土地のことは分からない、かな。
ユーコン・アラスカではずっとキャンプ生活だったので、
ユーコンのほとりでしばし体を休ませた。
サーモンも食べて(生はさすがにダメだったけど)、
あとはオーロラ。
真夜中、町の灯りが届かないユーコン川のほとりで、オーロラの登場を待った。
アラスカ大学のオーロラ予報では、
10段階のうち真ん中のレベル5の強さのオーロラが見える可能性があるとのこと。
9月とはいえ夜はとても寒いので、静まり返った川辺でうろうろしていた。
すると前方の暗闇の中になにやら人影が。
ん、なんでこんな時間にこんなところに人がいるんだ?
向こうの人影がこちらに動き出した瞬間に、
考える間もなく、ダッシュで逃げた。
しばらく追ってきたような感じだったけど、なんとか絡まれずにすんだ。
あ~びっくりした。
でも後で分かったことだけど、
実は同じホステルの人で、同じくオーロラを待っていたとのこと。
う~ん、なら声をかけてくれ。無言で近づいてくるな~
で、結果的にオーロラを見ることは出来た。
けど、いわゆるオーロラのカーテンのような感じではなく、
うっすらとした緑色の光のかたまりみたいな感じ…
この年はオーロラの不作の年だったらしく、
8月の半ばに大きなオーロラが見えた以外はほとんど見えなかったという。
まっそれなら仕方ないっか。
冬のホワイトホースの町の様子も気になるし、
オーロラはまた次回のお楽しみにとっておこう。
ホワイトホースから、北上中に飛ばして寄らなかったバンクーバーに向かった。

途中の町で出会った木像たち。

町の特色を表そうと、町中に像がある。



世界最大のクラッシャー。木をなぎ倒していくんだろうけど、
あまりその姿は見たくないかも…
バンクーバーまでの、中でもプリンスジョージまでの道中は
素晴らしい景色に満ち溢れていた。
まわりの木々は針葉樹林なんだけど、やさしい雰囲気に満ちており、
所々に木造の家屋がひっそりとたたずんでいる。
緩やかに川は流れ、湖面は静かに周りの景色を映す。
葉や水面は太陽の光をたくさん浴びて、光輝いている。
バスの乗客は我々観光客と地元の人たち合わせて10人ほど。
赤字路線だな…
たまに休憩所に寄り、その付近を散歩する。
心地よい空気が自分を包む。
バスのクラクションが「出発するぞ~」と教えてくれる。
また座席に戻り、両側の車窓に輝く景色が流れていく。
たまにポツンと家が現れる。
このあたりにひと家族だけで住んでいて、孤独ではないのか。
何を楽しみに生活しているのだろう。
ホワイトホースの高校生の言葉がちらっと脳裏によみがえる。
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